【18.10.01】連載「お金をかけずに今すぐできるWEB集客」vol.11

【短期収益編】≪第11回 自社ホームページで魅せる → 獲得!A「ホームページの1面トップに何を載せるか?」 スマホ編≫



宿屋大学メールマガジン読者の皆々様へ

(株) 宿援隊 & (株) 宿 力 の石井太樹です。第11回のメールマガジンを配信させていただきます。

前回、「ホームページPC版のトップ画面に何を載せるか?」についてお伝えしましたが、今回は、「スマートフォンページに何を載せるか?」 について述べたいと思います。

そもそもホームページには、『吟味検討したい』 と 『さっさと予約したい』 という2つのニーズがありますが、スマートフォンページについては、後者のニーズが高い傾向です。
ただ、とりわけ若年層は、吟味検討もスマートフォンでする傾向があるので、スマートフォンページについては、PCページ同様、両方のニーズに応える必要があるわけです。(大学のレポートまでスマートフォンで作成していると聞いた時は、さすがにビックリしました)
※上記傾向は、とりわけリゾートホテルや温泉旅館など、観光需要(レジャーユース)が高い施設や高級ホテル・旅館に顕著です。

それでは、上記2つのニーズそれぞれについて、実在するスマートフォンページを紹介したいと思います。

まずは、『吟味検討したい』 というニーズについてです。


《“吟味検討” 対策》

今回も前回メルマガでPCページを紹介した 《大船渡温泉》 を事例に挙げます。
再掲しますが、この施設の魅力、とりわけUSP(Unique Selling Proposition) = 競合他館が真似できない、あるいは真似しにくい独自の “ウリ” は

@高台に真東向いて位置しているため、水平線など三陸海岸の眺望が素晴らしい。とりわけRising Sun(ご来光)はお見事。

Aこの施設のオーナーは漁師 = 三陸の取れたての魚貝類が堪能できる

です。


この “ウリ” をPCページ同様、『魅力抽象』 → 『魅力具体』 → 『宿泊プラン』 という構成で露出します。
この構成こそが予約獲得への最短距離です。


T.『魅力抽象(イメージ)』 (PCページと同じです。詳細は前回のメルマガ
をご覧ください)



※魅力をイメージとして発信するスライド画事例 4〜7枚が適正


U.『魅力具体』 (PCページと同じです。詳細は前回のメルマガをご覧ください)

前回のメルマガ


※『魅力具体』事例:タイトルは「大船渡温泉の魅どころ」 画像中心→文字で補完


V.『宿泊プラン』 (PCページと同じです。詳細は前回のメルマガをご覧ください)

前回のメルマガ

※売れ筋宿泊プラン露出事例:『魅力抽象』→『魅力具体』の直下に露出するのがミソ




繰返しますが、『魅力抽象』 → 『魅力具体』 → 『宿泊プラン』 という構成が、予約獲得に繋がる構成になります。
《“さっさと予約” 対策》



W.『トップページ最上部』



トップページ最上部には、電話番号を必ず記載します。なぜなら、アナログチャネルとはいえ、電話予約も(コミッションのかからない)大事な販売チャネルだからです。その際、ただ電話番号を載せるだけでなく、「ここをタッチしたら、直電かけられまっせ〜〜〜!」というメッセージを添えることも重要です。
また、最上部には、「交通・アクセス」ボタンを掲載することも重要です。なぜなら、スマートフォンで検索する消費者がトップページの次に閲覧するのは、「交通・アクセス」だからです。
※利用当日、カーナビや地図がわりにする人を含みます。
この点がPCで検索する消費者の傾向と異なります。
※PCの場合、消費者の趣味趣向により、トップページの次に見られるページが「客室」「料理」「風呂」「周辺観光」など、多岐に分散する傾向です。



※最上部には必ず「電話番号」と「交通・アクセス」を掲載!!


X.『4つの固定』



スマートフォンで、「大船渡温泉」のトップページだけでなく、「客室」「料理」「温泉」など、他のページもご覧ください。
なにかに気付きませんか??? そう、最下部のタブ(ボタン)が固定しているのです!
左から「宿泊予約」(スマホによるWEB直予約 色味をつけて目立たせる!)→「お電話」(電話マーク・・・いかにも直電がかけられそう)→「交通・アクセス」(上述の理由から、「交通・アクセス」は独立させる = One of Them にしない が鉄則!)→「メニュー」(すなわち “その他”) という構成になっております。
消費者の趣味趣向は、千差万別です。よって “刺さる” 場面が異なります。客室重視の人は客室ページで、食重視の人は料理ページで、お風呂重視の人は温泉ページで、それぞれ刺さった場合、上部に戻ることなく、「即WEB予約」「即TEL予約」できる環境を整えることが重要なのです!なぜなら、ビジネスは、「消費者に刺さった時が売り時」だからです。
この『4つの固定』により、コンバージョン率(予約成約率)は俄然UPするはずです。
尚、PCページの場合、上部固定でも、下部固定でもいいのですが、スマートフォンページでは下部固定でないとダメです。
スマートフォンを片手で持ってください。きっと貴方は中段から下を持つはずです。
その際、(左手で持った場合)もし上部固定だったら、親指届きませんよね?
下部固定なら、親指が届き、片手で容易に各タブが押せます。
そして、近い方(左側)から「宿泊予約」→「お電話」→「交通・アクセス」→「メニュー」とすることで、より簡単に予約ができる環境を整えることが肝要なのです。
こうしたユーザビリティーを鑑みたページ構成にすることで、きっと予約獲得がUPしますヨ!!


※「宿泊予約」→「お電話」→「交通・アクセス」→「メニュー」  を下部固定することで、予約獲得とユーザビリティー向上!




次回(最終回)は、レベニューコントロール = リストリクション(販売制限)
⇒ 「同伴係数(一室人数)コントロール」「“松竹梅”戦略」「販売チャネル戦略」 についてお伝えしたいと思います。


なお、これまでのバックナンバーは、
http://www.yadoyadaigaku.com/info/data1/171006-081601.html

をご覧ください。


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“WEB集客とレベニューコントロールのプロ集団”
 株式会社 宿援隊 代表取締役社長
 株式会社 宿力 取締役東京支社長 
 石井 太樹
 http://yado-riki.com/
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