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【13.04.16】ホテルマネジメント雑学ノート(Vol.59)
「それ、自分、やっておきますよ」と、みなが言う空気
本日のブログは、雑学ノートというよりは、ご報告です。
日頃、宿屋大学の講座を開講している東京YMCA国際ホテル専門学校の校舎がリノベーションされました。4階建ての校舎の二階部分に新しい教室が二つでき、同時に宿屋大学の事務所も設けていただきました。
また、新教室では、講義の収録もできます。宿屋大学で講義もしてくれているフェリックスウェイの舘田智氏が本格的な機材を導入してくれ、スタジオとしても機能する教室を整えてくれました。
今後は、できる限り多くの「宿屋大学バーチャルセミナー」のDVDを作成していきたいと思います。
また、大阪などでサテライト教室を設けて、リアルタイムで講義を中継したり、ユーストリームで配信したりし、より多くの方に、東京で開講している宿屋大学の講座プログラムをご提供していきたいと思います。
少子化によって専門学校も学生集めに苦労している中、東京YMCA国際ホテル専門学校は、今年50人学生数を増やしました。
そのお陰もあっての、リノベーションです。
なぜ、東京YMCA国際ホテル専門学校は学生が増えているのか?
私は、この学校に流れる「ホスピタリティの空気」にその理由があると思っています。
リーダーである小畑先生が教務スタッフや講師を思い遣っているのです。
すると、教務スタッフや講師は、在校生を思い遣ります。
すると、在校生は、学校説明会に来校した高校生に、精一杯接します。
そして、「この学校は、本当に素晴らしい学校だよ」と、心から伝えるのです。
みながみなを思い遣る空気があります。
私が一人で教室のドンデンをしていると、いつのまにか学生が集まってきて、頼みもしないのに手伝ってくれ、あっという間に終わります。
トイレの洗面台は、常にきれいです。水滴が飛び散るとすぐにふき取ります。これも、だれも教えているわけではなく、みながやっているから当然という風に、みながやります。
例えば、教務スタッフの一人が急に休むことになったときなど、その穴を、みなが埋めにかかるのです。
「それ、自分、やっておきますよ」
みながみな、そう言います。
これこそ、うまくいっている組織の共通点です。
自分のタスク以外の仕事でも、組織のためなら進んでやるという空気があるかどうか。
うまくいっていない組織の場合、だれのタスクでもない仕事は誰もやらない。
だから、そんな仕事が徐々に積っていき、それが大きな問題に発展する。
まるで、落ちているごみを誰も拾わないからオフィスがゴミだらけになってしまうかのように・・・。
東京YMCA国際ホテル専門学校で、「それ、自分、やっておきますよ」とみなが言う空気をつくったのは、リーダーである小畑先生だと思います。
その小畑貴裕先生は、この4月、校長に就任しました。
40代で、しかも、同校の卒業生が校長になるのは初めてのことだそうです。
これにより、日本のホテル業界が、少なからず変わっていくことを、感じています。