【13.03.19】ホテルマネジメント雑学ノート(Vol.57)

第三回「プロフェッショナルホテルマネジャー(PHM)養成講座」鋭意改編中につき開催が遅れます

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   「筋金入りのホテリエ」のペルソナを考えるマインドマップに描いたイメージ



 本日の「雑学ノート」は、雑記ではなく、ご連絡です。

 今年三回目を数える「プロフェッショナルホテルマネジャー養成講座」ですが、大きな改編をすることにしました。そのため開催を延期します。

 過去二回の受講生のみなさまには、満足していただき、それなりに成長や昇進、現場の変革といった成果を見せてくれたのですが、「果たして、それだけでいいのか?」という疑問を、同講座の講師の方々から投げ掛けられました。目指すべき“筋金入りのホテリエ”育成になっているのかという問いかけです。われわれが目指すものは「受講者の満足」じゃなく、「育成」と現場への落とし込みという「成果・変革」のはず。そこをモノサシとして、この講座の成果を測らなければならない、と。

 これ、図星なのです。受講生のみなさまの満足を見て、私も満足してしまっておりました。白状しますと、私の本気度よりも講師のみなさまの本気度のほうが優っていたのです。ある協力者は「もうやらない」とまで言ってきてくれています。われわれがこの講座でやっていることは「セミナービジネス」ではなく、「人物育成」です。この二つの間には大きな違いがあることに、今回気付かされました。

 気付かせてくれた講師のみなさまには本当に感謝しております。そういった本気の講師のみなさまに囲まれている私は幸せであり、そうした方々の期待に応えていく覚悟を決めました。


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 写真は、ロジカルシンキング講座とオーナーリレーション講座を担当していただいている内藤信也講師と、東京YMCA国際ホテル専門学校の小畑副校長と3人で先週末に行なったミーティング風景です。内藤講師の発案とファシリテーションで、朝の10時から夜6時までみっちりミーティングしました。ロジカルシンキングのフレームワークで「筋金入りのホテリエ」のペルソナを描き、現状理解と正しい課題の抽出、アクションプランを導き出しました。さまざまな課題や改善策が出ましたが、ポイントは、「理論 → ケース演習 → 現場での実践を徹底できなかった」「受講して満足、インプットして満足の雰囲気になってしまった」ということです。これを打開し、現場での実践を後押しする仕組みをつくっていくことが求められることが分かりました。

 まだまだ固まってはいません。ミィーティング内容の素案を、ほかの講師の先生方にも建設的に批判・検証していただき、正しい方向に、さらに改善を推し進めてゆく必要があると思います。既に、大人である社会人を『育成』することはできない、単純に『セミナー』形式を通じてだけの、「成果・変革」に繋がる教育は物理的に無理であるという本質論的なご指摘も頂いております。“筋金入りのホテリエ”育成の必要性について真剣に考えていらっしゃる講師の方々だからこそ、このような厳しいご指摘をいただけるのだと感謝しています。

 それでも、『教育』というドメインから逃げるわけにはいきません。
 第三回「プロフェッショナルホテルマネジャー養成講座」のスタートは数カ月延期、内容を大幅にバージョンアップ、一回5時間の講座では伝えきれない科目は2〜3回に分けて行ないます。われわれ主催者や講師のみなさま、受講者の負荷もかなり増える予定です。
 また、「プロフェッショナルホテルマネジャー養成講座」というセミナー形式の教育の枠組みを超えて、“筋金入りのホテリエ”をどうやって増やしてゆく仕掛けができるか、それについてもしっかり考え、関係者の皆様の批判・検証を経て実行して参りたいとおもいます。
 詳細が決まり次第、またご案内申し上げます。
 よろしくお願い申し上げます。

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