ホテルユニフォーム会計

ホテルユニフォーム会計のトリセツ

連載「ホテルユニフォーム会計のトリセツ ~元外資系ホテル・ファイナンシャルコントローラーによる非経理ホテルスタッフに贈る経理コラム」by 福永健司

ホテルの関係者全員が、同じ基準でそのホテルの運営パフォーマンスの成績が分かる全世界共通のモノサシが、「ホテルユニフォーム会計」です。ホテルのグローバリゼーション(ヒトやモノやカネが国境を越えてビジネスが展開される状態)が加速し、ホテルを持つ企業と運営する企業がどんどん分かれていく昨今、いろんな関係者(ステークホルダー)とのコミュニケーションに、この「ホテルユニフォーム会計」が必要になっていますし、今後、この会計基準でPLを作成せざるを得ないホテルや旅館も増えてくることが予想されます。

そうした環境を見据え、宿屋大学は、PHM講座で毎回「ユニフォーム会計」を講義下さる福永健司氏に連載を依頼。「ホテルユニフォーム会計」の基礎知識から、導入手順まで詳しく紹介していただきます。

【福永健司氏のプロフィール】

日本大学法学部卒業後、フランス系リゾート運営会社クラブメッド、都内会計事務所勤務を経て、2003年より日本スターウッドホテル株式会社に入社。
国内直営ホテルにてシニアポジションを歴任後、2011年3月より執行役員・総支配人として森トラストホテルズ&リゾーツの直営ホテルであるウェスティンホテル仙台、東京マリオットホテルにて勤務。東日本大震災時の運営総指揮並びにリブランドプロジェクト、セールス・マーケティング戦略、人事戦略構築に携わる。
2014年6月よりスターウッドホテル&リゾート(現マリオットインターナショナル)の日本・グアム地区エリア統括総支配人として20ホテルの運営統括責任者の役割を担うとともに、最上級ブランドであるセントレジスホテル大阪総支配人として運営組織を率いる。スターウッドホテル&リゾート内L300(リーダー300)に選出されると共に2015年にはセントレジスホテル大阪がアジア・太平洋地区320ホテル内で日本のホテルとして初の「ベストホテルオブザイヤー」に選ばれる。2017年7月より現職。
2007年から複数の大学にてホスピタリティ業の講師として、また2016年から認定プロフェッショナルビジネスコーチとしてコーチング活動の実施などホテル業界の人材の育成に取り組む。

【担当講座】
●入門講座(目的別)「グローバルホテル会計入門」
●プロフェッショナルホテルマネジャー(PHM)養成講座「ユニフォーム会計基礎」

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