ホテル人事担当者必見！
「直面する労働市場の危機と希望、そしてＺ世代の育て方」

講師：リクルートワークス研究所　主任研究員　古屋星斗氏

ポストコロナになり、リベンジ消費や円安によるインバウンド需要増によって、多くのホテル・旅館は、いま売り上げも利益も予算以上になっていると察します。しかし、最大の課題がいまだに解決できていない。それが「人材不足」という課題です。必死の数合わせによって働くスタッフの数は徐々に回復しているものの、新しく入ってくれたスタッフは初心者ばかり、経験不足のヒトばかりゆえ、現場の接客オペレーションの質は、コロナ前より格段にレベルダウンしているようです。

そうです。この業界だけではありませんが、「人材不足」は、喫緊の大問題なのです。そして、「いまの人手不足はアフターコロナゆえの問題であり、一過性のものだろう」と考えていたら大間違いです。日本社会の労働力不足は慢性的なものであり、益々悪化することは目に見えているのです。

みなさまも、リクルートワークス研究所の古屋星斗さんをニュースで見かけた経験はあるはずです。報道番組で人材問題、若手の育成問題というテーマが取り上げられるたびに取材を受けるのが古屋さんです。そして、いつも鋭い見識や示唆を語ってくれる。ご著書も出すたびに常に注目されます。古屋さんは、間違いなくこの分野のオピニオンリーダーです。

宿泊業界の人材不足問題を深刻に受け止め、宿屋大学は、このたび、古屋さんに講演を依頼。そしてご快諾いただきました。

『「働き手不足1100万人」の衝撃』　https://www.amazon.co.jp/dp/4833425149/
『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』　https://www.amazon.co.jp/dp/4296115030/

いま最も注目されている近著２冊に、私（近藤）は、非常に多くの学びと希望を得ました。八方塞がりに見える労働力不足問題を抱える日本社会ですが、新しい可能性に満ち溢れ
ているかもしれないという、説得力のある希望も紹介されていました。今回は、この二冊の内容をベースに、宿泊業界のみなさまに、人材不足問題のリアル、解決のためのヒント、Z世代に活躍してもらうコツなどを語っていただきます。

【こんな内容です】
・単なる人手不足ではない
・大手企業ですら人材獲得困難、中途採用数10年で10倍
・放置しておくとどんな社会になるのか
・試行錯誤と「発明の時代」
・うまれる新しい全く組織戦略
・日本発の人類社会のターニングポイント「令和の転換点」とは
・「ゆるい職場」時代の人材育成

【こんな人におススメです！】
●ホテル・旅館の経営者
●ホテル・旅館の人事担当者
●ホテル旅館で部下を指導する方
●ホテル・旅館に今後訪れる深刻な労働市場の渡り方を知りたい人どなたでも

【古屋星斗（ふるや・しょうと）氏のプロフィール】

2011年一橋大学大学院社会学研究科修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。2017年より現職。労働市場や次世代社会のキャリアを研究する。一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。法政大学キャリアデザイン学部兼任教員。大阪商工会議所若手社員キャリアデザイン塾塾長。『ゆるい職場若者の不安の知られざる理由』(中央公論新社)、『「働き手不足1100万人」の衝撃』(プレジデント社)など著書多数。