「リアルタイムデータから見る最新マーケット動向と収益最大化のためのポジショニング・販売戦略」

講師：OTAインサイト 日本ビジネスディベロップメントマネージャー　笹田 有紀氏

昨年９月に開催し、200人もの受講者を集めたOTAインサイトの笹田有紀さんによるセミナーの第２弾です。大変ご好評いただき、同社のリアルタイムデータ活用のシステムは、ホテル業界における極めて有効なツールと感じたために、再度ご登壇を依頼したところ、快くお引き受けいただきました。

前回開催した昨年9月からの環境変化としては、国境再開によるインバウンド旅行の増加もあり、多くの地域が、これまで経験したことのない速さでパンデミックからの回復を遂げています。コロナ禍よりもはるかに稼働も高く、単価も上がってきている状況ではないでしょうか。

ホテル経営者、そしてレベニューマネジャーの業績評価指標は、もはやホテルを毎日埋めることでなく、いかに競争の激しいマーケット内で妥当なシェアをとり、競合施設よりも高価値な予約を獲得することで利益を上げることにシフトしてきています。

「リアルタイムデータ分析」とは、幅広いソース（OTA、メタサーチ、GDS、民泊サイトなど）から取得する検索や料金、在庫状況などのリアルタイムに変動するビッグデータを用いた分析手法です。リードタイムの長い長期滞在やインバウンド旅行の日毎の需要レベル、出発元や滞在日数のトレンドデータを用いることで、日々ダイナミックに変動する需要やトレンドを予約が入ってくる前に把握し、高価値の予約獲得のためのアクションにつなげることが可能です。

また高価値な予約は、必ずしも近隣の競合ホテルとだけ争奪戦をしているわけではありません。Airbnbなどをはじめとするバケーションレンタルの価格やスペックを競合視する必要性は、これまで以上に高まっています。これらの施設は、海外からのファミリーや友人同士の旅行客やワーケーション旅行客によって、ホテルよりも早い段階で長期の予約を獲得しています。今回のセミナーでは、バケーションレンタルの価格や需要のトレンドと皆様のホテル販売との関連性も含めてお話しさせていただきます。

ホテル経営者、レベニューマネジャー、営業・マーケティング関係者のみなさま、必見です！

【こんな内容です】
●「リアルタイムデータ分析」とは
●マーケット インサイトの機能
●今後のホテルマーケット動向
●リアルタイムの競合の料金調査ツール「レートインサイト」とは
●質疑応答

【こんな人におススメです！】
●ホテル・旅館のレベニューマネジメント担当者
●ホテル・旅館の営業・マーケティング担当者
●ホテル・旅館の経営者、支配人、マネジャー
●そのほか、宿泊施設のデジタルマーケティングに興味のある人どなたでも

【笹田 有紀（ささだゆき）氏のプロフィール】

OTAインサイト 日本ビジネスディベロップメントマネージャー
早稲田大学卒業後、幹部候補プログラムRJET4期生としてヒルトンに入社。ホテルのオペレーション、セールス＆マーケティング、経理、人事などの全部署でのOJTを経てプログラム修了後、国内都市とオーストラリアのヒルトンブランドホテルで営業とマーケティングを担当。その後マリオットインターナショナルの日本グローバルセールスにて、世界中のマリオットブランドの団体・FIT営業を担当。2021年より現職にて、日本マーケットにおける営業だけでなく、イベント講演などのマーケティングにも携わる。

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