「やってみたら意外に簡単! そして売上増という大きな成果が!! 世代を超えたDX浸透の実践術 ~Tokyo旅館ブランド大学の取り組み」
講師: 東京都ホテル旅館生活衛生同業組合 理事長・
ホテルかずさや代表取締役 工藤哲夫氏
株式会社ユニットティ 代表取締役 永山卓也氏
株式会社ゼロイン 増田祐己氏 原田将吾氏
「DXって言うけど、カタカナ横文字やアルファベットで省略する言葉って本当によくわからない。誰でもわかる言葉に置き換えて丁寧に説明してほしい」
東京都が主催して行なわれている東京の旅館ブランド構築や発信をしている事業「東京旅館ブランド大学」のキックオフの場で、参加された一人の宿経営者から、こんな声があがりました。
このように、「DXって、ホントよく分からない」と思っている方は日本中に沢山いるのではないでしょうか。そんな人たちの声を無視して、わかる人だけでDXが盛り上がっても仕方ない。かといってわかる人が代わりに全てをやっても、自分達で取り組み変わっていくことがDXのTransformationの本質だとすると、取り組むべきことは「魚を与えるのではなく、釣り方をお伝えすること」だと考えます。
東京旅館ブランド大学は、60歳を超える受講者も巻き込み、東京の旅館ブランドをデジタルを活用しながら新しい形で旅行者との関係性を築いていった取り組みです。その一環で、都内の宿経営者方向けに学びの場も提供しています。中心に据えたのはDXの浸透です。
今回の宿屋塾は、「東京旅館ブランド大学」での学びや実践によって得られた成果、「ITに疎い人でも、取り組んでみたら、こんな大きな成果が上がった!」という事例を紹介し、全国のホテル・旅館のみなさまにそのノウハウと勇気を与えます。
「マーケティングは商売繁盛する仕組みをつくることで、デジタルはその道具のひとつである」と語るのは本セミナー講師を務める株式会社ユニットティ 代表取締役 永山卓也氏。GMBダイヤモンドプロダクトエキスパートでもありGoogleマップに精通した彼からすると、DXに繋げる重要要素は「把握すること、そして気付くこと」と言う。気づいたら、あとはやるか、やらないか。
世間で言われる「学び直し」「リスキリング」というと、大げさかもしれませんが、DXは身近なところにあります。身近で簡単だけど確実に集客や売上につながりデータをつなぎ合わせると新しい価値が生まれてきます。ただ「足りていないのは、縦の世代のつながり」と話すのは「東京旅館ブランド大学」をプロデュースする株式会社ゼロインの増田氏と原田氏。
「宿泊業界はもっと自信を持とうよ。だって、地方の小さな宿だって、OTAを使って予約を取っているんだからDXにちゃんと取り組んでいるよ」と語るのは創業130年を超える老舗宿「ホテルかずさや」の代表の工藤氏。
・DXって何だろう?
・OTAじゃダメなの?
・デジタルに取り組むのは億劫だけど取り組むキッカケが欲しい
・組合や地域のデジタル力を上げなきゃいけない
そう思っている方にピッタリのセミナーです。
【こんな内容です】
1)平均年齢60歳オーバーの宿屋経営者の考えるDX
・取り組む前の課題感
・クレームの口コミとどう向き合うか
・明るく取り組むDX(話し手:工藤)
2)DXを極限までわかりやすくする
・DXの正体
・DXに取り組まなければならない理由
・何からはじめるべきか(話し手:永山)
3)世代を超えて観光業が取り組むといいことについてディスカッション
・ユーザーとサプライヤーの垣根を超える
・全員が幸せになるプロモーションはあるのか
・DXの取り組みの障害は何か(モデレーター:増田、パネラー:工藤・永山・原田)
【講師プロフィール】
ホテルかずさや代表取締役 工藤哲夫氏
1953年日本橋生まれ。大学で経営学を学んだ後、旅行代理店に入社。海外旅行の団体部門や企画を12年間経験し、1989年より家業である「ホテルかずさや」に入る。1993年に四代目代表取締役に就任。趣味はマラソンで、最盛時には月に200km走った。東京マラソンにも6度出場し、日本橋を通過する際には仲間たちから大きな声援を受けたという。
株式会社ユニットティ 代表取締役 永山卓也氏のプロフィール
GMBダイヤモンドプロダクトエキスパート。地域ビジネスのコンサルティング、店舗マネジメント業を中心にデジタル、アナログ両面を活かしたマーケティングで小売・飲食・宿泊業、観光業に豊富な経験があります。 各都道府県の地方自治体、地域団体等からご依頼いただき、様々な場所でセミナー講師やデジタルマーケティング支援を行っています。
株式会社ゼロイン 増田祐己氏のプロフィール
社会が「いいじゃん」って思える、その鍵を一緒に見つけたい。株式会社ゼロインに新卒で入社し、企業の理念浸透やワークショップなど場づくりを提供するコミュニケーションプロデュースを実践する部署のマネージャーを務める。その後、観光セクションの部署に異動し、仕事のフィールドを企業から業界・社会へと変わったが仕事のスタンスは変わらずに「隔たりがあるものをつないでいく」こと。東京旅館ブランド大学のプロデュースをはじめ、喜多方市の酒蔵ツーリズム事業や東京観光財団の人材育成事業を通じて、観光業界の人材育成に貢献する。
株式会社ゼロイン 原田将吾氏のプロフィール
株式会社ゼロインに新卒で入社し、イベント・映像制作などを経験し、現在は観光セクションの部署に異動して、Googleマップの活用の普及に努める。東京旅館ブランド大学、八ヶ岳観光圏、宇部市観光協会、埼玉県庁でGoogleマップの導入や新しいデータの活用を提案と実践をする。東京観光財団の人材育成支援事業では、SNSの活用や動画の制作指導なども行い、伴走して寄り添いながら教えるスタイルには多くのファンを持つ。動画プロデューサーの顔も持ちJWTFF2023では埼玉県の観光動画が入選した。
【日時】 | 2023年3月29日(水)18:30~20:00 |
【定員】 | 100人 ※受講される方は、一つのPC(もしくはプロジェクターで投影され)を何人でご覧いただいても構いません。3密厳禁で! |
【料金】 | 無料 |
【会場】 | オンライン ※申し込みいただいた方に、前日までにZOOMのURLをお伝えします。 |
年間パスポート、回数券をお持ちの方は、講座名とお名前を、事務局(info@yadoyadaigaku.com)まで、メールでお知らせください。