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2022年12月21日(水)【宿屋塾】@ZOOM「宿泊業界の離職問題について考えるワークショップ」

「宿泊業界の離職問題について考えるワークショップ」

ファシリテーター: 寺下 薫氏

長引くコロナ禍の荒波と、労働人口の減少で、人材不足にあえぐ宿泊業界。
北海道から沖縄まで、宿泊業界の方々と話をしても、人材採用と離職に悩んでいない企業は皆無といっても過言ではありません。

全業種のなかでも、離職率が一番高いのが宿泊及び、飲食業です。
その理由は、待遇の不備、賃金の安さ、労働環境の劣悪さと言われますが、業界全体として、遅々としてカイゼンが進んでいません。
そして、今後も続くホテルの開業ラッシュによって、人手不足はさらに悪化することが予想されます。

ここで手をこまねいているだけでは、この業界は益々劣化の一途をたどるだけです。
「おもてなしの国」のブランドイメージは、消え失せるでしょう。

こんな現状に対し、深刻な危機感を覚え、宿屋大学は、業界横断的に話し合う機会を設けたいと考えました。
そして、宿屋大学同様に危機意識を持つ業界関係者の皆様にお声がけし、ワークショップを開催することに致しました。
ホテル専門学校の校長先生、ホテルコンサルタント、ホスピタリティ業界の人財問題研究者、旅館経営者、ホテル経営者、リゾートバイト派遣会社、ホテル専門人材エージェントのみなさんです。

ファシリテーターは、寺下薫氏。ロジカルシンキングや問題解決の講師であり、論理思考による問題解決ワークショップのプロフェッショナル・ファシリテーターです。

今回のワークショップでは、問題を整理し、なにが原因で、どこに課題があるのか、どうしたらその課題を解決することができるのかを、3時間たっぷり議論したいと思います。

【こんな内容です】
●宿泊業界の構造的問題点とは?
●辞める社員と、辞めない社員の差は?
●なぜ辞めるのか?
●辞めさせないためにはどうすべきか

【こんな人におススメです!】
●すべての宿泊業界関係者
●人事担当者
●そのほか、宿泊業界に興味がある方
●この業界の将来を憂う方、どなたでも

【ファシリテーター】寺下 薫(てらした かおる)氏のプロフィール

寺下薫

外資系企業では、数多くの部署の立ち上げ、立て直しに従事。200名のスタッフを抱える大型のコンタクトセンターの責任者も経験。その後、Yahoo! JAPAN に入社。入社後は、北九州センターやレスキューコールセンターの立ち上げなどに従事。 その後、人財育成部門の責任者として、社員の人材育成に従事。2012年からソフトバンクユニバーシティで、問題解決に関する授業を担当。2013年から問題解決養成塾をヤフー内で立ち上げ、外部の企業にも門戶を開いて、若手社員を育成している(71社230名卒業)。 2014年コンタクトセンターアワード2014リーダー・オブ・ザ・イヤー受賞。2017年に I T協会のカスタマーサポート表彰制度審査委員に就任し、2018年秋からサイバー大学でも授業を受け持つ。 キャリアコンサルタント(国家資格)を取得し、カウンセリングにも従事。その後、人事に異動になり、約1,500名の管理職、500名の新卒社員のトレーニングに従事。2019年にクリエイトキャリア起業し、独立。 現在は、コンサルティングや研修や講演、執筆などを中心に活動をしている。著書は、「世界一速い問題解決」「実は、仕事で困ったことがありまして」。

【登壇者】
●小畑 貴裕(おばた たかひろ)氏
公益財団東京YMCA・東京YMCA国際ホテル専門学校
創立87年を迎える日本最初のホテル専門学校の校長。これまでに、1万2千名の卒業生を宿泊業界に輩出。高校生にホスピタリティ産業の魅力を伝え、この仕事に就きたい人を発掘し、専門知識・技術を習得させて、即戦力となる人材を業界に輩出することを生業としている。

●長野 輝裕(ながの てるひろ)氏
NBSホテルズ&リゾーツ株式会社 取締役COO
神戸市出身。1995年の新規開業より携わった23年間のホテル経験で、 宿泊・料飲・ブライダル等の企画・運営・広報、人材育成、経理、労務、客室清掃、施設管理等々に携わり、 幅広い知識を有する。 在職中はホテル業にとどまらず、直営飲食店の立ち上げや、 オンライン通販でも手腕を発揮。 総支配人として在任した8年間の間に、ADR、RevPAR、朝食の喫食率を増加させ、 「トリップアドバイザー『朝食のおいしいホテルランキング』」で7年連続日本1位を獲得する等、 数々の実績を残す。 現在は、全国区でホテル・旅館の運営及びコンサルタントとして活動。

●根来 葉子(ねごろ ようこ)氏
ペンシルベニア州立大学 博士後期課程
立教大学観光学部卒業後、都内外資系ホテルへ入社。本社からの出向幹部社員の経営視点に興味を持ち、セントラルフロリダ大学ローゼンカレッジホスピタリティ経営学部へ英語力ゼロから留学。修士課程在学中、ホテル業界のキャリア育成に興味を持つと共に現場経験の大切さを痛感し、帰国後、国内リゾートホテル運営会社に人事として入社。人事業務の他、九州沖縄に展開する7つのホテルの新卒採用、海外スタッフや国内外のインターンシップ生受入れなど担当。米国のホスピタリティ経営学と日本文化を交えた教育プログラム構築を目標に、今秋よりペンシルベニア州立大学 博士後期課程に進学。

●市川 忍(いちかわ しのぶ)氏 
株式会社ホテル一井 代表取締役
実家の稼業であるホテル一井の三姉妹の長女として生まれる。 中学から親元をはなれ学生時代を過ごしたのち、都内大手ホテルにて約2年間勤務。 1998年 株式会社ホテル一井入社 東京営業所勤務を経て、草津温泉現地へ 若女将として現場業務、専務取締役として財務、人事などを中心にホテル一井全般に携わったのち2018年 代表取締役就任。現在に至る 草津温泉観光協会理事(2022~) 草津温泉旅館協同組合湯の華会(女将会 副会長) 草津温泉観光協会DMO人材育成部会員として観光業界のおける人材に焦点をあてた部会活動に参加している。

●高倉 直久(たかくら なおひさ)氏
株式会社パームロイヤル 代表取締役総支配人
沖縄県立首里高等学校卒業、亜細亜大学卒業 UCLA extension大学卒業後、福岡県芥屋ゴルフ倶楽部へサービス研修の為2年間研修。その後、ホテル立ち上げの為退職。2005年『ホテルパームロイヤルNAHA』支配人に就任。2007年11月代表取締役総支配人に就任。2014年より南部最大のメガソーラー施設の企画立案。事業に従事。観光関連団体を中心に10以上の組織で理事長職を含む役員を務める。また、LGBT関連講演実績多数あり。

●山本 拓嗣(やまもと たくじ)氏
株式会社ダイブ 取締役
1997年 株式会社帝国ホテル入社。 2005年 株式会社ダイブ入社。 株式会社ダイブは、観光地と若手人材との人材マッチングサービスを行っており、1年間に延べ10,000人のスタッフが同社サービスを通して旅館やリゾートホテルなどで就業。現在は国内5カ所でグランピング施設を運営しており、施設側、人材側双方の課題を収集しサービス改善に努めている。

●久保 亮吾(くぼ りょうご)氏
株式会社リクラボ 代表取締役
立教大学経済学部卒。藤田観光株式会社でホテルの現場(料飲部・宿泊部)を経て、同社人事部人事企画課で採用・教育を担当。その後、ホテル業界の専門出版社である株式会社オータパブリケイションズで「週刊ホテルレストラン」編集部に在籍、後に編集長を務める。2014年に株式会社リクラボを設立。新卒社員から総支配人まで、ホテル業界を人財コンサルタントとしてサポートしている。主な書籍に『ホスピタリティを育てる物語』(翔泳社)、『サービス業に就職したい!』(オータパブリケイションズ)

【日時】 2022年12月21日(水)18~21時
【定員】 100人 ※受講される方は、一つのPC(もしくはプロジェクターで投影され)を何人でご覧いただいても構いません。3密厳禁で!
【料金】 5000円(税込)
【会場】 オンライン
※申し込みいただいた方に、前日までにZOOMのURLをお伝えします。

年間パスポート、回数券をお持ちの方は、講座名とお名前を、事務局(info@yadoyadaigaku.com)まで、メールでお知らせください。

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