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2022年11月21日(月)18:00~19:30【宿屋塾】@ZOOM 緊急企画「ポストコロナ 宿泊事業の再定義  ~我々は、前代未聞の環境変化に、どう対応していくべきか?」

緊急企画「ポストコロナ 宿泊事業の再定義  ~我々は、前代未聞の環境変化に、どう対応していくべきか?」

講師:宿屋大学 代表 近藤寛和

私、近藤は30年間宿泊業界で仕事をさせていただいていますが、現在の、コロナ禍でこの業界に起こった混乱は、史上まれに見る大ピンチだと感じています。

なにがピンチかというと現場の疲弊です。疲れ切っているうえに、お客さんは満足せずにお帰りになる。短期的な売上は上がるでしょうが、長期でみたらひとつも良いことはありません。業界は空前の人材不足です。コロナ禍で就労者が15%減ったこと、現場オペレーションが荒れてしまって劣悪な環境になってしまったこと、人材を多く必要とするラグジュアリーホテルが続々と誕生し続けていることなどが原因です。

こんなに傷んでいるのに、今秋から始まった国内旅行需要喚起策やインバウンドの入国緩和策によって宿泊需要は急回復しています。まるで、お腹を痛めているのに、これでもかと言わんばかりに暴飲暴食を促されているかのようです。

しかも、業界からでていく人が増えて、労働需給があるにもかかわらず、業界に入ってくる人は減っています。私は常々、「輸血より、まずは止血に取り組んでください。この業界に、もう輸血する血は残っていないのですから」と、辛辣な発言をしていますが、特段大袈裟な言い方でもないでしょう。

コロナ禍で、ホテルや旅館を取り巻く環境は大きく変わり、その在り方や、社会から求められる創造価値も変化しました。これまでの在り方は通用しません。我々は、前代未聞の環境変化に、どう対応していくべきか。これを真剣に考え、行動するタイミングにあります。

今回の宿屋塾は、現状に深刻な危機感を抱き、ポストコロナの宿泊業界の在り方のひとつを、示したいと思います。宿屋大学でご登壇いただく識者のみなさまから教えていただいたこと、意見交換したこと、そして、全国のさまざまなホテル・旅館を現状を見ての、私なりの見解をお伝えし、一刻も早く宿泊施設の健全な職場づくりをしていただき、この仕事の楽しさや、働く人の笑顔を取り戻していただければと願っています。

【こんな内容です】
●コロナ禍で蒸発した2つ
●マイナスの環境変化
●プラスの環境変化
●ホテルの再定義
●ホテルDX
●ホテル・旅館における利益創出のロジックツリー
●稼働より単価を重視するとどれだけ儲かるか
●単価アップ策
●「便乗値上げだ」という意見への反論
●価格維持のための努力ではなく、高い価値を創るための努力
●リピート利用
●新規採用
●既存社員のリテンション
●やる気を失い、疲弊していくホテル・旅館の共通点
●ランニングコスト軽減施策
●オペレーション業務の棚卸
●サービススタッフにとっての最高の報酬とは
●令和の宿泊産業の在り方とは
●そのほか

【こんな人におススメです!】
●離職や人材難という課題を抱えるホテル・旅館の経営者
●離職や人材難という課題を抱えるホテル・旅館の人事担当者
●離職や人材難という課題を抱えるホテル・旅館のマネジャー
●ホテル・旅館業界に携わるすべての方

【近藤寛和(こんどうひろかず)のプロフィール】

1967年生まれ。法政大学経営学部卒業。1992年(株)オータパブリケイションズ入社。
販売部、企画・マーケティング室、『HOTERES(週刊ホテルレストラン)』編集部を経て、業界人を応援する「ホテリエ事業部」を発足。1996年『ホテル業界就職ガイド』、「ホテル業界就職セミナー」、2000年、ホテル業界の勉強会「宿屋塾」発足、書籍編集、雑誌プロデュース、セミナー、イベント、ウェブ、メルマガなどのメディアを駆使してホテル業界の活性化に取り組む。2009年12月、これまでオータパブリケイションズの一事業として運営していた宿屋大学を企業としてマネジメントするために独立。著書に、『和魂米才のホテルマネジメント』、『巡るサービス』、『包むマネジメント』『惚れるホテルを創る 愛されるホテリエたち』がある。
東京YMCA国際ホテル専門学校講師、立教大学観光学部兼任講師も兼務。

【日時】 2022年11月21日(木)18:00~19:30
【定員】 100人
※受講される方は、一つのPC(もしくはプロジェクターで投影され)を何人でご覧いただいても構いません。3密厳禁で
【料金】 5000円(税込)
【会場】 オンライン
※申し込みいただいた方に、前日までにZOOMのURLをお伝えします。

年間パスポート、回数券をお持ちの方は、講座名とお名前を、事務局(info@yadoyadaigaku.com)まで、メールでお知らせください。

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