【宿屋塾】
特別企画「ホスピタリティ・ロジック講座@名古屋」(9月22日 入門編 9月23日・秋分の日 上級編・場所編)
講師:(株)プレディーカ・マネジメント
代表取締役社長 石丸雄嗣 氏
大好評の石丸氏による「ホスピタリティ・ロジック講座」を、名古屋で開催します。
サービスとホスピタリティの違いを理解し、ホスピタリティがビジネスにつながるメカニズム(ロジック)を体と頭で理解していただく大人気の講座です。
ホスピタリティで顧客を創造し、顧客を大事にしていく経営(新規客の数量増と単価アップよりも、顧客づくりと顧客のリピート率アップを目指す経営)の仕組みを作る礎を学びます。
顧客率が4割以上のホテルは収益性が高いといいます。そして、顧客を大事にし、多くの顧客に支持されているホテルというのは、価格競争をある程度回避でき、未来の売り上げも担保できるのです。
学術的にホスピタリティを平たく定義すると、「非分離の述語的な場所」となります。
「非分離」と「述語的」の解説は、これまでの石丸氏の講義のなかで何度も紹介していますが、「場所」に関しての講座は8月1日の東京会場以降で2回目の実施となります。
今回は、二日間で3つの講義を開講します。
今回の3講義の構成は下記の通りです。
●Part1 「入門編」では、「サービス」の限界を体験します。マニュアルに沿って、同じことをいつでもどこでも誰にでも提供し、効率化や労働生産性向上を追求すると、果ては心を失ったロボットになってしまうことを体感していただきます。
●Part2 「上級編」では、サービスの対極にあるホスピタリティを論理的に解説します。
そして、ホスピタリティがなぜビジネスに効果を発揮するか、そのメカニズムを詳述します。
●Part3 「場所編」では、人が本能的に欲する自分の居場所を創ってあげることで、人は無意識に「また来たい」と思ってしまうのですが、その「居場所」の作り方を紹介します。
「入門編」だけの受講も、「上級編」だけの受講も、「場所編」だけの受講も可能です。
東海・中部のみなさま、ぜひ、ご参加くださいませ。
【獲得できること】
●サービスの接客で顧客を創りにくくなっている理由
●ホスピタリティの接客で顧客を創るために今すぐできること
●「おもてなし」を本当に実践するために考えなければならないこと
●値引きが必要になる原理と、高い価格のままでも買いたい気持ちの原理
【こんな人におススメです!】
●ホスピタリティをきちんと理解したい人、「おもてなし」に明確な考えを持ちきれない人
●新規客の獲得ばかりではなく、顧客と長いお付き合いをするビジネスを志向する方
●日々の仕事に疑問を抱いている人、お客様への対応に迷いを感じている人
●「お客様を考える」「顧客視点」「お客様目線」を具体的に理解したい方
●お客様のために「考える」や「行動する」がなぜ利益と結びつくかを知りたい方
【~ 講師からのメッセージ ~】
通常サービスでは、「ありがたい(在り難い)」と思っていないのに、マニュアルは従業員に「ありがとうございます」を言わせます。
アルバイトやパートなどの非正規従業員であればなおさらその傾向は高まります。
もちろん、全ての人がそうではありません。
心からお客様に対して感謝を伝えられる人もいます。
しかし、それはむしろ例外的で、なおかつその様は属人的(人に属している)であり組織的ではない傾向を示します。
現在ではいくつかのホテルで、人ではなく、チェックアウト用の端末機械が「ありがとうございました」と言います。
これは何を表現しているのでしょう。
誰の何を代弁しているのでしょう。
その「ありがたい気持ち」は、お客様に伝わっているのでしょうか。
機械は気持ちを持っているのでしょうか。
いま、提供側が「よかれと思ってしている」ことが「お客様にそのように伝わっていない」が頻発しています。
その多くが、サービス的な発想でなされており、結果としてホスピタリティからかけ離れていくことを起こしています。
サービスとホスピタリティは真逆の概念。
このことを知ることから、ホスピタリティが見えてきます。
すなわち「お客様が、従業員から心を込めてしてもらえて嬉しかった」
ということがつくられ、それが解ります。
その判断の基準となる明確な軸(ロジック)を獲得して下さい。
そこからそれぞれのホスピタリティが必ず拓かれます。
石丸雄嗣
|