入門講座
「レベニュー・マネジメント入門講座」
講師:C&RM株式会社
代表取締役社長 小林武嗣 氏
レベニュー・マネジメントが日本の多くのホテルで導入されるようになって久しいです。
需要の増減に即して宿泊料金を変動させないホテルは、いまや非常に珍しくなっているのではないでしょうか。
ホテルの客室のキャパシティは、一定です。装置産業ですから当然です。
ところが、需要(利用する人の数)は毎日変わるのです。ホテル建設時に、一年間で最も多くの方が泊まる日に必要な客室を用意することができれば、それに越したことはありませんが、それをしたら毎日残室ばかりになりますし、ビジネスは成立しなくなるでしょう。
ですので、ホテルビジネスの要は、需要に即して販売をコントロールすることで、最大売上を目指すことなのです。
それが、レベニュー・マネジメントです。
レベニュー・マネジメントは、約20年ほど前に米国の航空業界で考えられた手法です(当初はイールドマネジメントとも呼ばれていましたが、現在ではほぼレベニュー・マネジメントに定着しました)。それを米国のコーネル大学ホテル経営学部などがホテルビジネスにアレンジして広まり、今ではグローバルホテルマネジメントにはなくてはならない概念になりました。
日本は、10年ほど前から外資系ホテルを中心に広まりましたが、その流れを牽引した一人が小林氏です。
今回の宿屋塾では、今となってはホテル業界人であるならば必ず理解しておかねばならないといっても過言ではないレベニュー・マネジメントの基本概念を、日本におけるレベニュー・マネジメントに第一人者である小林氏に、2時間でお伝えいただきます。
【こんな内容です】
●レベニュー・マネジメントとはなにか
●なぜ、ホテルビジネスでは、レベニュー・マネジメントが有効なのか
●レベニュー・マネジメントの具体的手法(需要予測と販売調整)
●レベニュー・マネジメントの限界とCRM
●これからのホテルビジネスの潮流予測
【こんな人におススメです!】
●レベニュー・マネジメントとはなにかを知りたい人
●レベニュー・マネジメントの基本的概念をもう一度おさらいしたい人
●(「レベニュー・マネジメントくらいは知っておかないといけない」と考えている)ホテル業界志望の学生
●レベニュー・マネジメントの基本的概念を人に教える立場の人
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