【年末特別企画】
「ホスピタリティ・ロジック入門講座1・2~“サービス”の限界とホスピタリティ」
講師:(株)プレディーカ・マネジメント
代表取締役社長 石丸雄嗣 氏
宿屋大学では、ここ2年ほどの間に、ホスピタリティ・ロジックの提唱者である石丸雄嗣氏の「ホスピタリティ・ロジック講座」を十数回開催しています。日本のサービス産業の多くの経営者や従事者が、ホスピタリティ業、ホスピタリティ・ビジネスと言っておきながら、“ホスピタリティ”や“おもてなし”をきちんと定義せずに、漠然とした感覚で、理解したつもりでビジネスを行なっていると感じているからです。その結果、顧客満足や価値創造(アウトプット)のために、それを生産するための労力や経費・コスト(インプット)が過剰にかかってしまって利益が出ないという状態になっているのです。
石丸氏の講座では、サービスの対極の概念としてホスピタリティをきちんと定義し、ホスピタリティを実践することによって顧客(リピートしたり口コミで新しいお客さまを連れて来てくれるお客さま)を創造する方向性のビジネス手法を分かりやすく紹介してくれます。
これが、「ホスピタリティ・ロジック ~サービスとホスピタリティの違い」(以降、「1」)という講座です。そして、10月31日には、「ホスピタリティ・ロジック2」(以降、「2」)という講座を初めて開講し、大好評を博しました。
この講座では、「サービス」の限界を体験していただきました。マニュアルに沿って、同じことをいつでもどこでも誰にでも提供し、効率化や労働生産性向上を追求すると、果ては心を失ったロボットになってしまうことを理解していただきました。「1」が、サービスの対極にあるホスピタリティを論理的に解説しているのに対し、「2」は、サービスの限界を体感していただき、「こういうことなのか」と納得していただくことを目的としています。
10月に、「2」を受講された方からは、「1を受けたい」という言葉を、「2」の評判を聞いた人からは「2をまた開講してください」というご意見をいただきました。
ですので、今回、2つ同時に開講することにいたしました。
順番として、「2」を受講してから「1」を聴くと、大きな納得感を得られると思い、順番を、2、1といたしました。
「1」だけの受講も、「2」だけの受講も可能です。
ぜひ、今年の締めくくりに、石丸氏のホスピタリティ・ロジックを理解し、来年以降の仕事に役立ててください。
※文末に「講師からのメッセージ」があります。
【獲得できること】
●サービスの接客で顧客を創りにくくなっている理由
●ホスピタリティの接客で顧客を創るために今すぐできること
●「おもてなし」を本当に実践するために考えなければならないこと
【こんな人におススメです!】
●ホスピタリティをきちんと理解したい人、「おもてなし」に明確な考えを持ちきれない人
●新規客の獲得ばかりではなく、顧客と長いお付き合いをするビジネスを志向する方
●日々の仕事に疑問を抱いている人、お客様への対応に迷いを感じている人
●「お客様を考える」「顧客視点」「お客様目線」を具体的に理解したい方
●お客様のために「考える」や「行動する」がなぜ利益と結びつくかを知りたい方
【~ 講師からのメッセージ ~】
つい先日、自宅最寄りのコンビニでショックなことがありました。
買い物を済ませて、お店から出るために自動ドアを開けたところ、
その音に反応して店員さんが「いらっしゃいませ~」と言いました。
その後も、その発言を悪びれることもなく、そのままレジカウンターの中でバイト仲間で談笑をしている様子でした。
この有様は一体なんなのでしょうか?
そもそもこれはビジネスなのでしょうか?
これは接客なのでしょうか?
自動化されたレジカウンターの方がまだ正確に対応するのだとしたら、彼らの存在はいったいなんなのでしょうか?
そして、客としての私はいったいなんなのでしょうか?
商品と交換する貨幣を運んでくるだけの存在なのでしょうか?
単に、フランチャイズの仕組みが、マニュアルの存在が、
こうしたことを引き起こしているのでしょうか?
こうした問いが次々と浮かんでは、解決されないまま中に漂います。
そして最後に、「どうしてこのようになるのか?」という問いが。
皆さんのビジネスでも、こうしたことが知らず知らずのうちに起こっているかもしれません。
そうだとしたら、お客様はなにを感じ、どのような次に選択をするのでしょう。
サービス、ホスピタリティ、そして顧客の思考。
それぞれのロジックとビジネスの可能性について、
一緒に考える時間を過ごしたいです。
年末の忙しい時期ですが、来年をホスピタリティの発展させる年にするにはとても良い機会です。
ホスピタリティの実践者も集まります。
ぜひお越し下さい。
石丸 雄嗣
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