【関西宿屋塾】
第二十一回「職場の基礎代謝のすすめ~人材育成は不要!? スタッフが実力を120%発揮する生産性の高い職場作り」
講師:「職場の基礎代謝」 専門家 白井旬氏
みなさんは、「能力」と「実力」の違いを考えたこと、ありますか?
ホテルや旅館で働く方も、その差はあれど、全員、能力を持ち合わせています。
でも、全員が実力を発揮しているかと言えば、そんなことはないのです。
能力の80%を発揮している人もいれば、半分の50%程度の人もいるでしょう。
「職場の基礎代謝」 の専門家である白井旬氏は、「人材育成は不要です」と言い切ります。
スタッフの能力を伸ばす努力をする暇があったら、スタッフが実力を120%発揮できるような職場環境にする方が、数倍効果があるといいます。
みなさんの職場は、スタッフは能力があるのに、実力が発揮されない環境になっていませんか?
スタッフの「能力を伸ばす」ではなく、スタッフが「実力を発揮できる」環境づくりこそ、経営者やマネジャーは、力点を置いてマネジメントすべきなのです。
「基礎代謝(きそたいしゃ)」という言葉をご存知でしょうか。
元々は医学用語です。生きていくために必要な最小のエネルギー代謝量のことです。
基礎代謝が良くなければ、健康な身体を保つことはできません。
人に「基礎代謝」が必要なように、職場にも「基礎代謝」が必要不可欠なのです。
職場のリーダーやマネジャーは、日々の業務の中で多くの悩みを抱えています。
例えば、
「スタッフの能力は高いのに、結果に結びつかない」
「職場の雰囲気が何となくギクシャクし、皆つまらなそうな顔をして仕事をしている」
「無駄な作業、無駄なモノが多い」
「誰の仕事でもないけれど、誰かがやらなけれならない仕事を誰もやらない。
結果、ミスやクレームが続出する」
「研修の成果に持続性がない」
「本質的な改善が望めない」などなど。
これらは、職場の基礎代謝が下がっていることが原因で起こっているのです。
基礎代謝が健全に行なわれる組織になると、
「スタッフ一人ひとりの能力は普通にもかかわらず、全体のパフォーマンスが高くなる」
「職場に流れる空気が良くなり、つねに笑い声が聞こえる」
「研修がすぐに成果に結びつき、持続性がでる」
「本質的な改善を組織全体で追いかけるようになる」
「過度のぜい肉のような無駄な作業やモノが減り、組織がシェイプアップする」
のです。
つまり、スタッフが実力を発揮する組織になるのです。
本講座では、 職場の「基礎代謝」を高め、スタッフが実力を120%発揮できるハイパフォーマー組織をつくる方法をお伝えします。
【こんな内容です】
●労働生産性アップの本丸とは
●失敗の原因とは何か
●「基礎代謝」の低下による影響とは
●部下と職場の「不」を解消するには
●売上・利益・定着率・採用力のアップを実現する手法とは
【こんな人におススメです!】
●スタッフに、持てる実力を120%発揮させられる職場環境を作り、組織のパフォーマンス向上を目指したい方
●楽しい雰囲気が充満する職場を作りたい方
●職場環境に悩みを感じているリーダー
●組織の労働生産性を上げていきたい方
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