【関西宿屋塾】
第十八回「今さら聞けない! レベニュー・マネジメントの基本原則 ~山田流かんたんレベニュー・マネジメントのススメ」
講師:WBFリゾート沖縄株式会社 ホテル事業部
統括総支配人 山田 剛司氏
なぜ、レベニュー・マネジメントを導入しなければならないのか。売上の最大化? または売上の最適化なのでしょうか…
もしかしたら、各施設によって違いがあり正解はないのかもしれません。
一方、宿泊ビジネスとは、不動産投資ビジネス+サービス業と置き換えることもできます。ビジネスである以上、投資に見合ったリターンを求め続けなければなりません。
自施設の財務状況を把握し、常に損益分岐点を意識しながら、投資に見合ったリターンを求めていくからこそ、レベニュー・コントロールが必要なのです。
日々の売上最大化や最適化を目指すのは、生みださなければならない利益目標があるからこそです。そこにこそレベニュー・マネジメントの意義が存在するのです。
過去実績が唯一の予算目標指標であるのは危険です。
レベニュー・マネジメントの本質を理解することで、業務に対する意味を見出せれば、スタッフのモチベーション向上にもつながります。目の前の業務に意味がなければ、それはただの作業でしかありません。目的や意味があるからこそ、作業ではなく能動的な仕事となるのです。
山田氏は、様々なレベニュー・マネジメント手法を研究し、より簡単に現場スタッフが運営できる独自のレベニュー・マネジメント手法を考案し運用してきました。そして幾つもの施設で結果を出し続けています。
今回の関西宿屋塾では、山田流レベニュー・マネジメント手法から、物事の本質を見ることの大切さを一緒に考えていきたいと思います。
【こんなことをお伝えします!】
●レベニュー・マネジメントを導入する前に知らなければいけないこと
●なぜ、レベニュー・マネジメントは必要なのか
●ブッキングカーブによるレベニュー・マネジメント手法の是非
●売り上げに合わせた経費調整をするのではなく、経費に合わせた売上増をすれば確実に儲かる損益分岐点をおさえる
●ADRは心が、稼働率は努力がつくるもの
●値下げなしでお客様を獲得する方法
●インターネットを活用した客単価アップの仕組み
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館のレベニューマネジャー
●宿泊部門担当者
●ホテル・旅館の総支配人、マネジャー
●ホテル・旅館経営者
●ホテルオペレーター
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