【関西宿屋塾】
第十三回「データで判断するホテルマネジメント~2018年の最新ホテルトレンドとその背景」
講師:STR ビジネスデベロップメントマネジャー
櫻井 詩織 氏
5月8日に、東京本校で開催した同名のセミナーは、大変価値の高い内容で、高評価でしたので、関西の業界の皆様にもお伝えしたく、さっそく企画いたしました。
我が国は、稼働率もADRも成長中ですが、2017年は国内主要マーケットの中で「大阪だけADRを落としている」という調査結果でした。今回はその理由もしっかりご案内したいと思います。
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もう10年以上前の話ですが、「HOTERES」記者時代、某有名総支配人からこんなことを教えてもらいました。
「業界と産業の違い、ご存知ですか? それは、横断的な調査データのあるなしです。日本のホテル業界は、まだまだ使える横断的なデータが少ないのが現状です」
そして、ホテルジャーナリストとしては、そこを強化すべきであり、その分野では、「米国にスミストラベルリサーチ社(=STR)」があり、同社をベンチマークするといいと・・・。
当時は、STR社は日本になかったのですが、現在は、日本のホテルマーケットもしっかり調査し、情報データを業界に提供してくれています。本校で勘や経験で判断するのではなく、調査・分析に裏づけされた情報データによる判断をしてこそ、近代的な経営・マネジメントというものです。
今回の宿屋塾は、STR社による国内のホテルパフォーマンス(ADR・OCC・RevPAR)の最新情報をご紹介するほか、世界の中での日本、アジアの中での国内主要都市の立ち位置、地方部、主要都市圏との比較分析などを披露いただきます。
同社による2018年の最新動向データの初めての発表の機会になります。
【こんな内容です】
1. STRデータから見る2018年の最新ホテルトレンドとその背景
- グローバル
- アジアパシフィック
2.日本における2018年ホテルマーケット最新動向とその背景
- 日本全体
- 世界の中での日本、アジアの中での国内主要都市の立ち位置
- 地方部、主要都市圏との比較とその背景
- 大阪だけADRが下がった理由とは
3. オリンピック、ラグビーワールドカップがホテルマーケットに与えるインパクト
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館の経営者
●ホテル・旅館のマーケティング担当者
●これからのホテルマーケットの未来予測を考えたい方、どなたでも
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