【関西宿屋塾】
第一回「ホテリエのキャリアデザイン~ホテリエ4.0時代の攻め方」


講師: セントレジスホテル大阪
 総支配人 福永健司氏

福永健司氏は、ホテル業界人を取り巻くいまの環境を「ホテリエ4.0時代」と呼びます。

“サービスの最高峰と言えばホテル”という認識が世間にあった古き良き時代を「1.0」とすると、バブル後期1990年代に外資系高級ホテルブランドが日本に進出してきた時代が「2.0時代」です。ホテルを利用するゲストの選択肢は、一気に増え、ブランド競争が増大してきました。次に、「3.0時代」。ホテルを投機的、金融商品として取り扱うファンド会社の参入とエアライン、鉄道、不動産など、ホテルを所有するオーナー企業の本業回帰に伴うリストラクチュアの時代です。また、ホテルの現場では、レベニュー・マネジメントなどのノウハウが注目され、ホテルそのものが1事業体としてビジネスとしてのアカウンタビリティを果たすことを求められていった時代です。

そして今、我々ホテル業界人は、ネット社会の発展とともに、“ゲスト・モノ・カネ”が、時間や場所を選ばす行き来するグローバル社会でビジネスを遂行する術を身に付けていかなければ生きていけない時代になりました。「インバウンド」、「SNS」、「民泊」、「労働力不足」、「AIやロボット」、「IR(カジノを含む統合リゾート)、など、目まぐるしく新しい概念やトピックが現われ、その都度、我々は柔軟に対応していかねばならないのです。

激しく変化する時代に対応しつつ、ファンド会社やREITといったホテルを金融資産として所有するオーナー・投資家の期待に応えていく・・・。「ホテリエ4.0時代」は、かくも厳しい時代なのです(もちろん、インバウンド需要の増加や、国策としての観光産業の成長などポジティブな要因も多いですが)。

記念すべき関西宿屋塾の第一回を飾る今回は、福永健司氏に、「ホテリエ4.0時代」のホテリエとしての生き方を学びたいと思います。


【こんな内容です】

●ホテリエとしての我々の現在の立ち位置
●ホテリエの為のキャリアデザイン
●心得ておくべき、たった1つのこと
●ホテル業界での暴れ方
●ところであなたは何が本当はしたいのか?

 


【こんな人におススメです!】

●これからもホテル業界で向上したいと考える人
●自分のキャリアデザインをじっくり考えてみたい人
●ホテル業界志望の学生
●ホテルに関心のある人どなたでも



 

【福永健司氏のプロフィール】
フランス系リゾート運営会社、都内会計事務所勤務を経て、2003年より国内スターウッド(現マリオットインターナショナル)各直営ホテルのシニアポジションを歴任。2011年3月より、ウェスティンホテル仙台総支配人、2013年より東京マリオットホテル総支配人として開業準備に携わる。2014年6月からセントレジスホテル大阪を率い、直近ではスターウッドホテルアジア・太平洋地区330ホテル中で「ベストホテルオブザイヤー2015」に選出される。

 

【日時】

2017年5月12日(金)

19:00~21:00
※日程が変更する可能性があります。
万が一変更になる場合は、すぐに告知いたします。 

【定員】

60人

【料金】

4,000円(税込)

会費は当日集めます

【会場】 大阪YMCA国際専門学校
大阪市西区土佐堀1-5-6
TEL:06-6441-9067
担当:片岡千賀子
 
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