【オンライン宿屋塾】@ZOOM
「ポストコロナのレベニューマネジメント ~顧客ポートフォリオをデザインし、変化対応力あるホテル経営のノウハウ」
講師:シーアンドアールエム(株)
代表取締役社長 小林武嗣 氏
コロナ禍で宿泊需要が一気になくなり、正しいと思い込んでいた価格重視型のレベニューマネジメントが無力になったことが露呈されました。高稼働のときに、需要を予測して販売を調整して最大売り上げを目指すというダイナミックプライシング型のレベニューマネジメントは、需要が弱い時には意味を成し得ません。
天災、紛争、感染禍・・・。
今後もホテル・旅館の需要は、こうした出来事で一気に減少するということが起き得ます。
そして、そのタイミングは、徐々に短くなってきている気がします。3~5年に一度は、こうした需要激減というハプニングが起こることをデフォルトとして考えておく必要があります。
そうした需要の変化に対応するために、ホテル経営者、レベニューマネジャーは、どうすべきか。
小林氏は、「顧客ポートフォリオを日頃からデザインしていくべき」と唱えます。
顧客ポートフォリオとは、様々なセグメントをバランスよく獲得し、客室を埋めていく考え方です。
例えば、100室のホテルがあるとします。そのうち、20室は、常連顧客に提供する。30室は、毎年使ってくれるスポーツ団体に。20室は、インバウンドの団体に。そして残った30室を、レベニューマネジメントを駆使して、最も高い金額を払ってくれる新規客で埋めればいい・・・。
ホテル経営者、レベニューマネジャーの仕事とは、この「顧客ポートフォリオ」をデザインし、そのデザイン通りにマーケティングをすることなのです。
今回の宿屋塾は、レベニューマネジメントとホテル・旅館のCRMの第一人者である、小林氏にポストコロナのレベニューマネジメントの考え方をご教授いただきます。
【小林氏からのメッセージ】
レベニューマネージャーへ告ぐ。
今までの常識は捨てろ!
今までの知識を活かせ!
今までのやり方を捨てろ!
今までの経験を活かせ!
レベニューマネジメントがホテル業界に浸透して10年余り。
当時の若手レベニューマネージャーも年齢を経て管理職や本部などの現場から離れた仕事になりつつあります。
これまでのプレーヤーの意識では未来はありません。
人を動かすためにはどうするべきか。
それは仕組みを作ることです。
「売れる仕組みを作る」
これが2010年代をレベニューマネージャーとして活躍したあなたの次のミッションです。
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館の経営者
●ホテル・旅館のマネジメント層の方
●ホテル・旅館のマーケティング担当者
●ホテル・旅館のレベニューマネジメント担当者
●そのほかCRMに興味のある人どなたでも |