【オンライン宿屋塾】@ZOOM
「グローバルの先行例から読み解く ポストコロナの観光・宿泊マーケット」
講師:元・日本ハイアット代表 阿部博秀氏
(現・H.A. Advisors, Limited代表)
25年以上前、パークハイアット東京のマーケティング部長だったころからお付き合いくださっている阿部博秀氏から「ZOOMで情報交換しませんか?」と連絡をいただきました。数日後、1時間ほどのオンラインミーティングをさせていたき、いまのホテル業界をどう見ているかなどを相互に語り合いました。さすがグローバルホテル業界で生きている阿部氏は、世界の観光産業、ホテル業界の動向をとてもよく把握されていらっしゃり、私も勉強になりました。
ミーティングも一時間が過ぎようとするころ、阿部氏がこんなことをおっしゃいました。
「近藤さんが宿屋大学でやられているホテルのGM育成、これはこれで素晴らしい活動です。 実際に優秀な総支配人がたくさん誕生しています。しかし、私が海外から日本を見るに、 日本に足りないのは優秀なホテルマネジャーだけじゃなく、優れた『ホテル会社』です。
世界で互角に戦える日本発のホテル企業がほとんど存在しない。おもてなしをウリにしている国なのに、こんな状態でいいのでしょうか」
私は、このメッセージに、心から共感するとともに、「きっと阿部さんは、これを私に、そして、ホテル業界全体に訴えたいゆえに、情報交換のミーティング依頼をされたに違いない」と感じました。
そう感じましたので、私から、すぐに「いまシェアいただいたグローバルの観光・宿泊業界の動向と、世界から見た日本のホテル業界の姿や、未来に向けてあるべきビジョン、そのためのアクションなど、阿部さんなりのメッセージを宿屋塾で語ってほしい」と伝えました。
今回の宿屋塾は、そんな経緯、そんな思いで企画しました。
ポストコロナの世界、業界のありようを予見するためではなく、我々が目指すこと、それまでのロードマップを考える良い機会になるはずです。
【こんな内容です】
●コロナ禍とポストコロナの展望(米国、中国、豪州はもうすでにポストコロナ、そして、需要爆発、戻る需要と戻らない需要とは)
●MICE、レストラン、ブライダルが、早期に回復?!
●宿泊インフラという機能以外の付加価値がマスト、そしてそれがデフォルトになる時代
●阿部氏の半生、そこからの経験と教訓、ホテル業界人へのアドバイス
●ホテル会社が圧倒的に弱い日本、サラリーマンホテリエだけじゃなく、ホテル起業家待望論
●そのほか
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館の経営者
●ホテル・旅館業界で働く方
●そのほか、ポストコロナの観光・宿泊業に興味のある人どなたでも |