【宿屋塾】
「ホテル経営者必見! これからの国内ホテル市場を読み解く~景気後退局面に対応したホテル経営の舵取りとは」
講師:(株)Aカードホテルシステム
代表取締役 内藤信也 氏
新型コロナウイルスの感染拡大に際し、東京YMCA国際ホテル専門学校の使用制限があるため、会場を日本青年館ホテル(東京都新宿区霞ヶ丘町4-1)に変更いたします。
ここ数年堅調だった国内ホテル市況ですが、ここにきて黄色信号が点滅し始めました。
訪日客の伸び悩み、それにもかかわらず止まらない新規ホテル開業ラッシュ、新型コロナウィルスによる国際旅行の激減、国内旅行の減少・・・。
ほんの少し前までは、東京五輪の2020年ということでポジティブなイメージばかりだった観光・宿泊業界ですが、年明けと共に、ネガティブ要因が目立つようになりました。
ホテル・旅館の経営者、支配人、マネジャーは、景気後退局面に対応したホテル経営の舵取りが求められています。
荒波の中で航海する船長が頼りにするコンパスが常にぶれずに真北を示すように、ホテル経営の舵取りにも、何かぶれない指針となるものはないのでしょうか?
今回の宿屋塾は、
「今回のホテル市況の悪化は、コロナウィルスの影響による一時的なものだろうか? それとも本格的なトレンドだろうか?」
「そもそも現在や将来のホテル市況をどのように解釈したり、予測したりして、経営判断や運営判断に繋げればよいだろうか?」
「もしホテル市況が本格的に景気後退局面に突入するとしたら、生き残るために、どんな備えをしておくべきだろうか?」
といった経営課題を、外部環境の将来トレンドを見据えながら考えたいと思います。
既に昨年11月時点で、国内ホテル市況が本格的後退期に突入ことを予測していた株式会社Aカードホテルシステム代表取締役の内藤信也氏。
その予測方法は、何も特別なものではなく、誰もが習得できるものだと内藤氏は主張します。コロナウイルス発生に伴い、宿泊や宴会のキャンセルが大量に発生する大変な環境化だからこそ、敢えて冷静に落ち着いて、今後の方向性について、じっくり考えてみませんか?
【こんな内容です】
『今後の国内ホテル市場の見通しについて』
1. 長期トレンドから、今後も続く将来トレンドを抽出
<マクロ経済>
・世界的マクロ経済の構図
・日米景気の連動性と中国の足元の景気動向
・アベノミクスが意味するもの
<金融市場>
・炭鉱のカナリア?- 逆イールドとバフェット指数
<宿泊市場>
・国内宿泊産業の規模 (売上・棟数・客室数)
・1施設及び1室あたりの売上変化率推移
・ホテル新規開発計画
・ホテル新規開発の背景 ? 供給過剰の構造を理解する
・国債ゼロ金利とホテル・旅館の不動産利回りが意味する『今の本当のリスク』とは?
2. 景気トレンド及び事業投資タイミングについての判断基準
・コロナウイルス発生後の環境と過去の類似ケースの振り返り
・ホテル業界の荒波を生き抜く羅針盤:ホテル市場サイクルとホテル資産サイクル
・経営者の必須経営指標:RevPARそのものではなく、RevPARの増減率トレンドを!
・予測不可能な突発事象と予測可能な景気循環の組合せを見極める
3. 今後のホテル経営において重視すべき点
・顧客ポートフォリオの分散
・価格政策・販売政策の見直し
・宿泊施設の本源的価値の向上
・財務の健全性維持とバックアッププラン
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館の経営者
●ホテル・旅館の支配人やマネジャー
●ホテルチェーン本部の開発担当者
●ホテル・旅館のコンサルタント
●ホテル・旅館業に係る学校関係者
●そのほか、宿泊ビジネスの動向や今後の在り方に興味のある人どなたでも
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