【宿屋塾】
「収益安定化のための顧客満足度・クチコミ向上によるリピーター集客」
講師:株式会社宿援隊 代表取締役社長
株式会社宿力 取締役 石井太樹氏
お客さまには二種類あります。
「新規客」と「二度目以上のご利用のお客さま」の二種類です。
宿泊需要が供給を上回る、いわゆる「売り手市場」であり、「ぜひ泊まらせてほしい」と、たくさんのお客さまが押し寄せるときの正しい取り組みの一つはこうです。
「最も高い金額を払ってくれるお客さまを優先してお泊りいただく」です。
これが、売上向上にとって正しい取り組みといえます。
(正しい経営かどうかは別として・・・)
しかし、今後、需給バランスが逆転し(すでに逆転しているエリアもありますが)、稼働が上がらない状況になった場合はどうでしょうか?
そんな状況になったとき、あなたのホテル・旅館を知っていて、
「あなたのところに泊まりたい」
と言ってくださるお客さまがどれほどいるかがホテルビジネスの勝負になります。
こうした、リピーターやファンのお客さま(つまり、二度目以上のご利用のお客さま)が稼働が低い、ホテル・旅館の経営が厳しいときに、営業を助けてくれる存在になるのです。
逆に、そうしたお客さまがいないホテルは、価格を下げることでしか稼働を上げることができません。よって、減収と、大幅な減益、そして赤字へ転落という道筋しか残らなくなるのです。
ですので、稼働率がいつも高いときでも、「最も高い金額を払ってくれるお客さまを優先してお泊りいただく」取り組みは、短期売上向上にとっては正しい取り組みですが、正しい経営かどうかは別問題です。
今回の宿屋塾は、そんな時代になっても強いホテルビジネスを続けるために、リピーターやファンのお客さまをどのようにつくっていくかを考えます。また、大手チェーンホテル・旅館の会員制度の事例なども検証し、みなさまのホテル・旅館がどう二度目以上のご利用のあるお客さまとコミュニケーションしていくか(つまり、CRM)を、宿の集客のプロフェッショナルである(株)宿援隊・(株)宿力の石井氏とともに考えたいと思います。
【こんな内容です】
1 リピーターが大切なワケ
2 新規 → リピーター → 〇〇〇 → ●●(?)
3 顧客満足度とリピート率の相関関係
4 クチコミ向上・事例検証
5 大手チェーンホテル・旅館に視る会員制度 事例検証
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館のWEB担当者
●ホテル・旅館のマーケティング担当者
●ホテル・旅館の経営者、支配人、マネジャー
●そのほか、宿泊施設のリピーター集客、クチコミ向上に興味のある人どなたでも
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