【宿屋塾】
「地域の魅力を活かしたホテルの顧客創造 ~価値の開発によるマーケティング」
講師:株式会社コミュニティツーリズムデザイン
前山仁氏
あなたは、自分のホテル・旅館の魅力をすぐに言葉に出して言えますか?
お客さまは、どうして選んでくれているのか、理解していますか?
インフラとしての宿泊施設は別として、「寝る場所」以外のなにかをホテルや旅館に求めて利用されるお客さまは、その施設になにか魅力を感じて選んでいるはずなのです。
魅力が高く、独自性があればあるほど、そのホテルは選ばれます。
魅力度が高ければ、それを求めるマーケットに容易にリーチされますし、価格競争にも巻き込まれにくくなります。
さらには、少しくらいアクセスが不便でも足を運んでくれるのです。
スペック表示ができ価値の可視化がしやすいモノ(探索財)のマーケティングと違い、経験しないと評価が決まらない、使って初めて好きになってもらえる経験財としてのホテル・旅館という財のマーケティングは、魅力を伝え、魅力を磨き続けることが、マーケティングの要になります。探索財のようにホテル・旅館という経験財を売っていくと、コモディティ化してしまい、価格競争に巻き込まれてしまうのです。
うちにはなんの魅力もないし、開発もできないと思っている人も多いと思いますが、磨けば魅力になる素材というのは、実はたくさんあるのです。探したり、磨いたりする努力をしていないだけなのです。
今回の宿屋塾では、リゾートホテルや旅館のアセットマネジメントのプロフェッショナルである前山仁氏に、ホテル・旅館の「魅力づくり」をテーマに2時間のセッションをご担当いただきます。
【こんな内容です】
●お客さまは、何に惹かれてやってくるのか?
集客ドライバー(要素)を理解する
●ホテル・旅館のマーケティング会議で発生する6つの病
●観光バリューチェーン分析
●「素材」と「魅力」は、なにが違うのか?
●なぜ魅力づくりが必要なのか?
●滞在設計のポイント
●地域の魅力をホテル集客に結び付けるには
●素材×<部屋・食事・サービス・パブリックスペース>=新魅力
●魅力と満足を混同しないで、マンネリを打開する
【こんな人におススメです!】
●ホテル・旅館のマーケティング担当者
●ホテル・旅館の経営者、投資家
●観光マーケティングに興味関心のある人どなたでも
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