【宿屋塾】
「メーカー発想×IT活用×ES向上による近代旅館経営~理系社長が実現した“おもてなし”と生産性向上を両立させる仕組み」


講師:元湯陣屋 代表取締役社長 宮崎富夫氏

神奈川・鶴巻温泉「元湯 陣屋」をご存じでしょうか。
倒産の危機に瀕した旅館を、本田技研でエンジニアとして活躍していた宮崎富夫氏(現・代表取締役社長)が6年前に継承し、ITシステムを駆使した生産性向上やコミュニケーション力アップによって、たった5年でEBITDA率25%の高収益旅館に甦らせたことで一躍有名になった名旅館です。

私は、この陣屋の成功は、大げさではなく、我が国の宿泊産業の歴史において注目すべき一つの大きな出来事だと思っています。

なぜ注目に値するか。その理由は三つありあす。

一つは、世界に誇る日本の製造業の仕組みや生産性向上の工夫を旅館業に取り入れたことです。「情報の見える化」「PDCA サイクルの早回し」「共有した情報の活用」。「アナログでやってきたことのデジタル化」などに取り組まれました。

二つ目の理由は、自社でPMS(旅館運営システム)を作ってしまったこと。

理由の三つ目は、三日間連続した休館日を設けたこと。月~水曜日を休館日にするという英断を下し、それを実践しています。それによって、社員は連休が取れるようになりました。
当初33%だった離職率は、現在では4%に減っているそうです。

そのほか、顧客の声を吸い上げる工夫、日帰りのお客さまのリピート施策やブライダルなどにつなげる工夫などなど、理系社長の柔軟でロジカルな頭脳で高収益の魅力ある旅館づくりに成功されました。

今回の宿屋塾は、宮崎富夫社長に、陣屋が行なってきた変革を語っていただきます。
もちろん、ほかの旅館やホテルでも汎用性のあるノウハウや知恵ばかりです。。


【こんな内容です】

●倒産寸前の赤字旅館をEBITDA25%の旅館に再生させるまで
            ~単価アップと生産性向上の秘訣とは
●70歳の仲居がタブレットを使うまで ~旅館にITを浸透させるポイントとは
●旅館でも週休3日 ~CS・ES・Profitを両立させるための取組みとは
●旅館がIT会社に ~旅館改革が生み出した新しいビジネス「陣屋コネクト」とは

 

【こんな人におススメです!】

●旅館経営者
●ホテル経営者・総支配人、マネジャー
●宿泊業やサービス業の変革に関心のある方どなたでも



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【宮崎富夫氏のプロフィール】

株式会社 陣屋 株式会社 陣屋コネクト 代表取締役社長。
慶應義塾大学大学院理工学部修士課程修了。
本田技術研究所にて7年間次世代燃料電池の開発に携わる。
2009年、陣屋の代表取締役社長就任。2012年、陣屋コネクトを設立。
趣味はドライブ。映画監督の宮崎駿氏は叔父にあたる。

 

【日時】

2016年9月13日(火)

19:00~20:30(セミナー)

20:30~21:00(談話会)

【定員】

70人

【料金】

4,000円(税込)

会費は当日集めます

【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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