【宿屋塾】
「ホテル・旅館のためのインバウンド入門講座~訪日市場に関する22の誤解」
講師:井上 朋子 氏
昨年1973万人となり、2000万人という大台に手がかかりそうな勢いの「訪日外客」。
「このマーケットを積極的に獲得していきたい」と考えている方も多いでしょうし、「既に来ているが、どう対応したらいいかわからない」という方も多いと思います。
今回は、そんなインバウンドマーケットとどう向き合えばいいかという課題に直面しているホテル・旅館の方々に、インバウンドマーケットの「マーケティング(集客)」と「受け入れ・オペレーション」についての基礎知識をお伝えします。
本講座を聴けば、中小規模の宿泊施設でも、高度な語学研修や多額の投資をしなくても、予約を獲得し、満足してもらえるためのコツがわかります。外国人の受入に対する漠然とした不安感が払拭されることでしょう。
講師は、井上朋子氏。これまでに訪日市場の販路開拓や受入体制整備に関して、主に中小規模の宿泊施設やその他の観光事業者、観光協会などのご相談にのった経験、ランドオペレーターで訪日旅行手配、客室販売の経験を豊富にお持ちです。
宿泊業界の方が持ちがちな誤解を解きながら、訪日市場への販売、訪日旅行者の受入に関する疑問を解消、成功のポイントをお話しいただきます。
【訪日市場に関する22の誤解】
1 外国語ができないと、受入ができない、満足してもらえない
2 外国人旅行者はマナーや文化の違いで、トラブルになりがち
3 全国の訪日市場で、「シェアが大きい」「成長率が高い」市場をターゲットにすればよい
4 団体旅行のほうが、日本語のできる添乗員さんやガイドさんいるので受入しやすい
5 海外の旅行会社に営業しなければ、外国人の予約は取れない
6 海外の旅行会社に営業すれば、外国人の予約を獲得できる
7 ホームページは、日本語版を外国語に翻訳すればよい
8 見栄えの良い立派なホームページのほうが、ウケがよい
9 OTAで販売すれば、すぐに売れる
10 自社サイトは、英語に加えて、中国語や韓国語なども必須である
11 外国人は「日本らしい」ものをアピールすれば興味を示す
12 日本は物価が高いので、安くしないと売れない
13 「外国人限定」の特典やサービスを付ければ喜ばれる、予約が増える
14 洋室バストイレ付の客室しか、販売できない
15 外国人接遇のマナーや知識を学んで、マニュアル通りに対応すればよい
16 お客様からの要望やクレームには、何でも全力で、できる限り「サービス」する
17 予約時に「禁煙」の希望がなければ、「喫煙」のお部屋に案内すればよい
18 アメリカ人旅行者は、アメリカの旅行会社を通じて、アメリカから予約をするもの
19 欧米からの旅行者といえば、金髪、青い目のクリスチャン
20 欧米人は「体が大きい」ので、何か対応が必要
21 ダブルルームを予約するのは「男女」のカップル
22 人の名前は、苗字と名前、計2つの単語で構成される
【こんな人におススメです!】
●中小規模の宿泊業者の方で、外国人旅行者を受入たいが、言葉ができないので難しいと考えている方
●訪日市場で販売したいが、そのための資金的な余裕がないと考えている方
●外国人とはほとんど接したことがなく、日本人との違いやニーズが分からず、漠然と不安を感じる方
●すでに訪日市場で販売しているが、期待したほど予約がない、今のやり方でいいのか自信がないと感じている方
●すでに外国人旅行者を受入れているが、理解できないことがあり、対応に苦労している方
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