宿屋塾
「アンガーマネジメント基礎講座 ~怒りと上手に付き合うテクニック」
講師:アンガーマネジメントファシリテーターTM 白井 旬 氏
怒りの感情というのは、誰しもが持っているものです。しかし、その感情をコントロールできる人とできない人がいます。コントロールできる人は仕事や人生で得をしますし、苦手な人は、大きな損をします。
ここに、好例があります。記憶に新しい大塚家具の親子騒動です。
現大塚家具代表取締役社長の大塚久美子氏と元会長の勝久氏は、経営権を巡って対立。記者会見や法廷の場で、勝久氏は久美子氏を感情的な言動で強く批判しました。感情的になればなるほど、実は相手に伝えたいポイントが伝わらなくなってしまうのですが、それを理解できずに感情を全面に表し、娘との確執という私闘を繰り広げてしまいました。
それに対して、久美子氏は、終始冷静な対応を続けました。結果、3月の株主総会では、久美子氏が勝利しました。
アンガーマネジメント(怒りの感情のコントロール)ができるとどうなるか。
プロサッカー選手の三浦知良氏は、昨年4月、野球評論家の張本勲氏がテレビ番組で、48歳の同氏に「若い選手に席を譲ってやらないと」と引退を促すようなコメントをしました。その際に「『もっと活躍しろ』って言われているんだなと思う。『これなら引退しなくていいって、オレに言わせてみろ』ってことだと思う」と語り、穏やかに対応し、大いに好印象を残しただけではなく、張本氏にも恥をかかせなかったのです。
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育です。アメリカでは、ビジネスパーソン、政治家、弁護士、医師、スポーツ選手、俳優や、職業にとらわれず、実に様々な人達がよりよい生活や仕事、人間関係を手に入れるためにこの技術を取得しています。
アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、コントロールしたり、癒したり、ポジティブなものへ変換させたりすることで、自分の周りに関係するあらゆる物事に良い循環が生まれます。
怒りの感情をポジティブに活用する技術を、一緒に学びませんか?
【こんな内容です】
●怒りのメリット・デメリット
●アンガーマネジメントとは「怒らないことではない」
●怒りは第二次感情である
●怒りの感情のピーク6秒をやり過ごす
●怒りの原因は「こうあるべき」論
●怒りの原因は「自分の思い込み」
●叱り方のテクニック
●叱るときのNGワード
【こんな人におススメです!】
●人事担当者
●経営者
●部下を持つ人すべて
●怒りの感情をコントロールできないと感じている人
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