宿屋塾
「なぜマリオットは世界一のホテル企業になれたのか」
講師:飯島幸親氏
今年11月16日、「スターウッド社をマリオットが買収」というニュースが流れ、ホテル業界を驚かせました。買収額は1兆5,000億円だそうです。これにより、マリオットは世界100カ国以上、5,500のホテル、110万室以上を擁する世界最大のホテルチェーンになりました。
マリオットが初めてホテルを開業したのが1957年です。たった60年弱で5500軒のホテル企業になったのです。
なぜマリオットというホテル企業は世界ナンバーワンになれたのか。そこには、ゆるぎない哲学や信念、メソッドがあります。社員を家族のように愛する社風があります。ホテルビジネスは、不動産ビジネスである以上に「ピープルビジネス」であることにこだわった経営スタンスがあります(現に、マリオットで働いたことのある私の知り合いのホテリエの多くは、マリオットを愛していますし、マリオットウェイを尊敬しています)。
今回の宿屋塾は、米国のマリオットで30年以上マネジメントに関わった飯島幸親氏に、マリオットの成功の秘密をお伝えいただきます。
飯島氏は、今でも日本のホテル業界に根強いファンがたくさんいらっしゃる方です。
日本人でありながら米国のマリオットで最も大きなプロパティのひとつであるサンディエゴマリオットのエグゼクティブ・シェフにまで登り詰め、その後は、日本やアジアで開業するマリオットホテルの開業に携わったシェフでありホテリエです。
私(近藤寛和)は、10年ほど前に飯島氏に出会い、ホテリエとしての実力と素晴らしいお人柄に惚れ込み、氏を半年間密着取材し、『和魂米才のホテルマネジメント』という書籍(http://amzn.to/1AwhdRQ)を上梓いたしました。
本書は、前半は飯島氏の半生を、後半は、飯島氏が変革に携わった横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのマネジメントのイノベーションをドキュメンタリータッチで紹介しています。社員満足と顧客満足、そして利益という3つをバランスよく向上させたホテルマネジメントのあるべき姿があります。
本書を読むとマリオットの素晴らしさがよく理解できますので、ご参加される方は、お読みになってから飯島氏の講演を聞かれれるとさらに理解が深まると思います。
【こんな内容です】
●マリオットの歴史
●マリオットの哲学・理念
●マリオットのホテルマネジメント手法
●マリオットの品質基準
●マリオットのワークスタイル(hard and fun!)
●会社ぐるみで協力、応援するチームワーク
●マリオットの人材育成
●マリオットの開発力
●日本のホテル企業に不足しているものとは
●そのほか(質問を受け付けます!)
【こんな人におススメです!】
●マリオットの経営やホテルマネジメントの秘訣を知りたい人
●日本のホテル企業に欠けているものはなにかを知りたい人
●世界で活躍してきた日本人ホテリエの声を聴きたい人
●社員満足と顧客満足、利益という3つをバランスよく向上させる方法を知りたい人
●飯島氏のファン
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