【Yadoya Daigaku Global Program】
全編英語授業「Hospitality Finance – Winter 2015」Intensive Lectures on Hospitality Finance, Dec 28 & 29, 2015
講師:セントラルフロリダ大学ローゼン・ホスピタリテイ経営学部
テニュア付准教授 原 忠之氏
日本発のホテル企業がグローバル経済のなかで競争力を付けていくには、国際公用語である「英語」でビジネスをしていく必要があります。自身・自組織の強みを英語で伝える必要があります。所有と運営が分離し、所有側には機関投資家や金融出身者、ヘッジファンドが参入しており、今後、日本を含めた世界でも、プロの投資家相手にホテル運営ビジネスを英語で直接、週次・日次・逐次に説明出来る人間でないと、DirectorクラスやAGMより上に出世できる可能性が低くなっています。米国在住米国人でもそういう状況ですが、逆にいうと、その部分が出来れば、多少語学面で劣っても、ビジネス分野のコア知識であるファイナンスの語彙を駆使出来て且つホテルビジネスを熟知している人材は年齢に係らず世界で勝負して勝てる可能性が高くなります。そういったグローバルレベルで活躍する志のある方を対象に、英語でお伝えする講義を企画しました。
日本が真剣に「観光立国」を目指すのであれば、各個人レベルで相当気合いを入れてそのための取り組みをしていかなければならないのです。11月の同講師による宿屋塾講義でも強調された点ですが、日本語を話す人口は世界の1.7%であり、残りの98.3%から外貨獲得したり、投資・融資を受けるには英語能力だけでは不十分です。専門知識を英語で理解し、表現・発信・議論出来る事が必須であり、それが出来る日本人ホテリエーが少数派である限りは、逆に言うと、そのような人材の市場評価・年収は当然に高止まりします。東南アジア、東アジアだけでなく、欧米も含めた98.3%の世界の投資家、銀行員に通訳なしで直接に、或はスカイプで貴殿・貴社のホテル・旅館のビジネスモデルを説明出来るか、或は彼らがどのような理論と知識で武装して日本にやってくるのか、世界標準となっている米国ホスピタリテイ経営学部・同大学院レベルで教えている理論と実践を各個人が吸収し、自分の物として消化吸収しておけば、世界の投資家に納得できる説明が出来るし、或いは、世界で戦える水準の知識とスキルを一旦持てば、逆に機を見て世界に勝負に出ることが可能です。
日本ではこのようなホスピタリティ経営のコアとなるホスピタリテイ産業経営応用に特化した正規ファイナンス授業は大学の観光学部でも、国立大学の経営学部でも、各大学や独立系のMBA大学院でもありませんし、ましてそれを英語で本場内容のまま受講できる機会は全く存在しません。
世界のホスピタリテイ経営で勝負するに必須な「ホスピタリテイファイナンス」を、英語で講義する講座です。米国研究系大学であり学生数3300名という全米最大のホスピタリテイ経営学部の授業内容を米国大学博士号取得済・現役正規教員が米国大学のカリキュラムをそのまま英語でお伝えします。 宿屋大学として、国内各MBAプログラムでも受講できない高度な専門講義を試験的に全編英語で実施します。本来は3日間フルでも足りないカリキュラムを、2日分に濃縮しましたので、管理会計等の部分はカバーしません。各人が自らMS-EXCEL (included in MS-Office)の入った a Laptop PC with a physical mouse を持参して頂くことが条件です。日本の大学で一般的な一方的な講義ではなく、参加者に厳しく課題を課して次のステップに進む米国大学型コースなので厳しいですが、2日間終了後には、数多くのエクセルファイルと授業で使用した英語講義ノート、そしてそれらを駆使出来る個人的なスキルがそのまま参加者の手に入ります。そこでの語彙とファイルひな形は、現在も世界のホテルで活躍する幹部候補生育成に使われている最新ファイル群です。
今回はグローバルホテル企業のDirectorクラス, AGMやGM業務遂行に必須なホテル関連のファイナンス知識とスキル育成を、米国大学やスイス等世界各地で11年以上英語で同講義をしている米国博士号取得者である現役米国大学研究系教員である原忠之先生が直接指導します。
対象者は以下のような方々です。
•将来世界のホスピタリティ経営職階で実力で勤務したい
•自社・自組織を世界の投資家から振り向かれる組織に改編するヒントが欲しい
•ホテルや旅館の財務・ファイナンスを担当する立場にいるが、将来のために既知の知識を整理してみたい
•日本の大学・大学院では該当の授業がなく、また真に世界水準で教育を受けている講師の、世界レベルのカリキュラムが無くて不満だった
•英語は出来るがそれだけでは世界で勝負不可なので、戦えるコンテンツを学びたい
•過去に留学してファイナンス勉強したが、知識を更新したい
•過去に語学留学・海外長期滞在したが、英語でホテルビジネスを勉強したことはないので、自分の知識がどの程度なのか評価する機会が欲しかった
•英語の正規授業でどの程度自分が理解出来るのか興味がある。
o(今回の企画は「英語の授業」でなく「英語で学ぶホスピタリテイ産業に応用したファイナンスの授業」です)
•自分はHR,マーケテイング分野だが、オーナーが外資系機関投資家なので、ファイナンスのビジネス言語が出来ないと現在の職場で幹部抜擢されないので勉強したい
•現在外資系ホテル企業に勤めており、英語で専門分野の説明が出来ないと、Directorとその上と直接に話が出来ず、不満を感じている自分が居るが、同時に中間管理職クラスの人材は不足しているのがよく見えるので、そこに飛びつきたい。
•エクセルはある程度出来るが、どの程度出来れば世界で勝負出来るレベルなのか好奇心がある。
•一般のファイナンス(財務)は日本語で勉強したが、どうも世界のホスピタリティ経営分野で勝負するには何かが足りないように感じる
•米国機関投資家が実際に使うエクセルファイルの内容を見て、実際に自分のパソコンで作業してみたい
•自社の再建に海外投資家や外銀の資金を利用したいが、日本人の手下のような人と日本語で話すだけでなく、外国人本人たちに直接話をしてプレゼン出来るような専門知識をつけたい
•勤務先会社が今後日本国内・海外で運営委託契約を取りたいと言っているが、どういう内容で何をプレゼンすれば、米国大手グローバル企業に負けずにそのような契約が取れるのか、何か機関投資家の判断基準なのかを学びたい
•まだ学生だが、ホテル産業で世界で勝負して、(日系)金融機関を超えるような収入を得るにはどのような勉強を学生時代にすべきか、知りたい
•ホテル・旅館勤務の女性だが、世界で男性と同じかそれ以上の年収を得るために、世界で通用する専門知識に投資してみたい
•I took generic finance course before but it is not applied specific to hospitality industry setting, and I am eager to know if I have enough knowledge to work and prosper in the management levels at hospitality industry
•I need to learn on financial side of hotel management to get promoted quicker than my peers, particularly under the current ownership dominated by financial people.
•I am locally hired in Japan by International hotel company and I wish to be transferred to other properties outside of Japan at the managerial position.
「参加条件」
•英語力は自己申告・自己判断であり、講師側からは逢えて問わない
o英語が出来ないと不利になることを自覚出来るが、2日間終了時には英語が出来るより仕事が出来ることの方が重要な事が体感出来るはず
•必ずMS-Excel (included in MS-Office)の入ったパソコンと物理的なマウスを各自持参することが絶対条件。マウスが無いとプログラミング効率が極端に遅くなって講義全体に支障が出るので必ず全員外付けのマウス持参
•年齢、性別、企業、人種、国籍、宗教等は一切問わない。
•日本語は一切使わない。講師・生徒問わずクラス内での使用一切禁止。
[Prerequisites to participate in this course]
•Your English proficiency, age, gender, race, nationality, religion will not be questioned. You must, however, be fully responsible to bring the following at your own costs
oA PC (laptop, Surface, etc) with MS-Excel installed.
oA mouse for PC, which must be added physically to your PC, so that efficiency of the data input will be maintained.
oAll spoken and written language during the course will be solely in English only. Japanese are not allowed in the classroom.
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