宿屋塾
「サービスマンのための読心術スキルアップ講座~“微表情”を読む技術と応用法」

講師:(株)空気を読むを科学する研究所
代表取締役 清水建二氏

 「微表情」という言葉を、ご存じでしょうか。
 人の顔の微妙な変化です。
 「真の感情」がフラッシュのように一瞬で顔に表れて消え去る表情のことです。その多くは0.2秒以内の出来事で、通常の会話では80~90%が見落とされてしまいます。
 人は、一見笑っているのに心の中では怒っていたり、嬉しくないのに嬉しそうな表情を見せたりします。内心を悟られないように繕う表情を大人はするのです。
 「微表情」は、欧米では60年代から盛んに研究されており、「ウソを見抜く」ためにFBIなどの取り調べの分野で大いに活用されています。
 しかし、反対に「対人コミュニケーションで良好な関係を築く」ためにこの微表情を活用すれば、人間関係を助ける強力なツールとなります。「この人は、どうしてこんなに“分かってくれる”のだろう」と相手に感じてもらえるからです。
 ビジネスや日常生活で出会う「相手の気持ちを察する」「会議の空気を読む」といった能力が高い人は、無意識のうちに微表情をよみとり、活用できている可能性があります。ホテルパーソンは、比較的その能力が高いです。でも、ホテル業界人向けに行なったテストでは回答率は40%だったそうです。
 「空気を読める」ようになる、「“察する”のが得意」になる。
 そのために、「表情・微表情分析」という手法があります。
 今回講義をご依頼した(株)空気を読むを科学する研究所の清水建二氏は、微表情を理解する力をビジネスや人間関係に生かすコンサルをされている日本の第一人者です。
 本講座では、「表情・微表情分析」の知見・実例を通じて、相手の気持ちを“察し”、ビジネススキル・接客の質をさらに高める手法を紹介していただきます。トレーニングを通して、「察する」「空気を読む」のスキル化を目指します。
 前述のホテル業界人向けのテストでは、セミナー受講後の回答率が80%に上がったといいます。
 空気を読むのが苦手な人も、人が何を考えているかよく理解できると思っている人も、ぜひとも「空気を読む」「人の感情を正しく把握する」をスキル化してみませんか。


【こんなことをお伝えします!】

●マーケティング、接客、採用、マネージメント、メンタルヘルス等々、様々な対人場面で活かせる微表情検知力とは何か

●微表情は何を教えてくれるのか

●いつでも、どこでも、誰にでも表れる万国共通の7表情

●人のホンネが見え隠れする瞬間と、「空気を見える化」するスキル

●「微表情検知テストトレーニングDVD」を用いての微表情の読みとりトレーニング

●接客の場面における、微表情検知を用いた感情アプローチ法

 

【こんな人におススメです!】

●お客さまのホンネを正しく把握したい人
●上司や部下の心情を正しく汲み取りたい人
●「空気を読む」ノウハウやスキルを社内に伝えたい人
●「KY」と呼ばれたくない人


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さらに詳しいアクセス情報】|【アクセス情報PDF

 
清水建二(しみず・けんじ)氏

【清水建二(しみず・けんじ)氏のプロフィール】

株式会社空気を読むを科学する研究所代表取締役。
http://www.microexpressions.jp/
1982年、東京生まれ。日本顔学会会員。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でコミュニケーション学を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACSコーダーの一人。微表情読解に関する各種資格も保持している。20歳のときに巻き込まれた狂言誘拐事件をきっかけにウソや人の心の中に強い関心を持つようになる。現在、表情・微表情の魅力、実用例を広めるべく企業コンサルタント、商品開発、セミナー等の活動をしている。

【日時】 2015年3月26日(木)
19:00~21:00
【定員】 70人
【料金】 4,000円(税込)
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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