宿屋塾
「部下を持つホテリエのためのコーチング入門~自発性と考働力を育む人材育成術」
講師:株式会社ダイナミックヒューマンキャピタル
中村文子氏
ファシリテーション、チームビルディング、エンゲージメントなどなど、人材マネジメントの技術、キーワードは欧米で発生し、日本に流行のように伝わって注目を集めます。
コーチングもその一つだったように思います。10年くらい前、サービス産業に限らず、コーチングの技術が注目されさまざまな流派で日本のビジネス組織にインストールされました。
このコーチング。以前とは違い今では「持っていたら得になるスキル」ではなくなってきました。
上司として、先輩として、新入社員の受け入れ側として、誰かを何かしらの形で「指導」「育成」する立場にある人にとって、必須のビジネススキルになっているように感じます。
つまり、だれもがデフォルトとして(スタンダードなスキルとして)持つスキルになっているのです。
トップダウンの指示で、その指示通りのことをすればよかった日本社会では、どうしても指示を伝えるだけの指導になりがちです。しかし、伝えたからと言って、相手が学んだとは限りません。一方的に業務指示を伝えるだけの指導では、部下のクリエイティビティや自主性を育てることは難しいのです。指示をするのではなく、部下に考えさせたり、決めさせたり、部下の力を引き出してあげる指導力が、強い組織作りには不可欠です。
それがコーチングです。このスキルを活用して、自主性を育み、主体的に考えて動ける人材を育てることがいま求められています。価値提供者であるスタッフがその場で判断しなければならないケースが多い接客という仕事においてはなおさらなのです。
また、コーチングの技術を習得することは、相手との関係構築にも大きなメリットがあり、部下・後輩を育成することができる人材としてのあなた自身のマネジメント力アップにもなります。
「コーチング」という言葉は聞いたことはあるけれど、その手法を学んだことがない、基礎をきちんと学びたい、という人、ぜひご参加ください。
【こんなことをお伝えします!】
●コーチングとは?
コーチングの基本概念とメリット
●コーチングとトレーニングの使い分け
日常の業務においてどんな場面にコーチングが適しているのか?
●コーチングのプロセス
コーチングを行う際の順序、進め方について
●コーチングの基本スキル練習
「質問力」などコーチングにおける基本スキルの練習
●「褒める」効果と技術
叱るより、褒めることを多用するとどのような効果があるのかを解説
【こんな人におススメです!】
●部下のモチベーションを高めたり、自立的に行動できるようにする指導術を学びたい人
●サービス業の人事担当者
●ホスピタリティ業界の経営者
●そのほか、コーチングを知りたい、スキルとして体得したい人どなたでもも
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