宿屋塾
「社員が夢中になって働き出すマネジメント術~『包むマネジメント』出版記念講演会」
講師:ホテルグリーンコア 代表取締役社長 金子祐子氏
& ホテルグリーンコア幸手 マネジャー 入澤健氏
ホテルグリーンコアのマネジメントを詳述したノンフィクションドキュメンタリーである『巡るサービス』は、お蔭様で業界内外で反響を呼び、発売から2年近くが経つにも関わらず、いまだに売れ続けているロングセラー本になりました。
本書を読まれた大手出版社の編集者から「ホテルグリーンコアの取り組みが非常に面白いので続編を書きませんか」とお誘いを受け、約一年の企画・取材期間を経て、先月、晴れて新刊を上梓いたしました。
『社員が夢中になって働き出す 包むマネジメント』 http://amzn.to/1pNujWr
本書の内容を紹介しますと・・・
ホテルグリーンコアは数多くの顧客に支えられている繁盛ホテルですが、その大元をたどると、金子社長の「見守るマネジメント」が大きく奏功していることに気付きます。
グリーンコアは、お客さまに積極的に関わっていく「アプローチ・オペレーション」という接客スタイルを全社で取り組んでいます。スタッフは、お客さま以上にお客さまのことを考えて行動します。お客さまは無意識に「ここ、なんか、居心地がいい」と感じてしまい、いつのまにかホテルグリーンコアとグリーンコアのスタッフのファンになってしまうのです。
このアプローチ・オペレーションを下支えしているのが、スタッフの自発性なのです。
本書は、この自発性を育むグリーンコアのマネジメント手法をノウハウと事例エピソードを繰り返しながら紹介しています。
自発性を育むマネジメント。ポイントは二つあります。
ひとつは、「スタッフのやっていることに口出ししない」ということです。黙って見守ります。
ただしそれは、放任主義とも違います。過干渉でもなく放任主義でもない。その中間のスタンスです。平たく言うと、「手は放すが、目は離さない」ということです。
もう一つは、変化を拾うことです。プラスの変化は加速させ、マイナスの変化は、流れを変えるストロークを打つのです。
この絶妙なマネジメントが、「スタッフが夢中になって働き出す」という結果をもたらすのです。
今回の宿屋塾出版記念講演会は、この「社員が夢中になって働き出すマネジメント」を、主人公である金子祐子社長と、ホテルグリーンコア幸手の入澤マネジャーに語っても
らいたいと思います。
お客さまもスタッフも、そして経営者も幸せになるマネジメントノウハウ、マネジメントのコツを伝授します。
【こんな内容です】
●「見守るマネジメント」がなぜホテル経営に有効的なのか
●「見守るマネジメント」が、なぜいま世の中から注目を集めているのか
●皆が皆を思い遣る組織の作り方
●顧客によって未来の売り上げを担保する強い経営力の育み方
【こんな人におすすめです】
●サービス業において部下を持つ人
●ホテルマネジャー
●子育て中の人
●日本的経営のスタンスを改めて見直したい人
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