宿屋塾
「なぜ『庭のホテル東京』は、これほどまでに高い評価を受けるのか~どこにもない唯一無二のホテルコンセプトとおもてなし」
講師:庭のホテル東京 総支配人 木下 彩氏
東京・水道橋。
神田と東京ドームシティというメジャーな場所に挟まれたエリアの裏路地を入ったところにひっそりと建つ「庭のホテル東京」。5年前にオープンしたこのホテルは、多くの顧客に支持され、業界の内外からも高く評価されています。
かの「ミシュランガイド」では、5年連続「快適なホテル」として2パビリオンと評価されています。また、木下総支配人は、同ホテルの成功を評価され、2013年に、「ホテリエ・オブ・ザ・イヤー2012」に選出されています。
なぜ「庭のホテル東京」は、これほどまでに高い評価を受けているのでしょうか?
このたび、木下総支配人は、『「庭のホテル東京」の奇跡 世界が認めた二つ星のおもてなし』という本を上梓されました。本書は、木下社長のこれまでと、「庭のホテル東京」をつくり、成功に導くまでの道のりが綴られている、非常に興味深い一冊です。木下総支配人の人柄と同じく、世間に媚びることをせず、そしてとても控えめな佇まいながら、上質な品格を備えた「庭のホテル」という素敵なホテルを創り上げた思いと過程が綴られています。どこにもない、唯一無二のホテルを創ったエピソードです。
「庭のホテル東京」に足を踏み入れたことのある人ならだれしも、「日本って、いいなあ」と感じるはずです。そのエクステリア、ロビー、客室、そして庭……、あらゆる空間を演出するものすべてが、細部まで気を遣われていることに気付きます。
この「細部までこだわる」ところがまさに日本的なのです。
しかし、「どこにもない」ホテルを創るというのは、非常に勇気のいることです。果たしてニーズはあるのか、ターゲットに受け入れられるのかが分からないからです。
同ホテルは、それでもチャレンジし、成功を収めました。
今回の宿屋塾は、たぐい稀なる素敵なホテルを創り、顧客満足度を高め、高い評価を得ている「庭のホテル東京」のコンセプトメイクから、おもてなしのスタンス、スタッフ教育まで、木下総支配人にお聞きしたいと思います。
【こんな内容です】
●木下彩氏のこれまで
●「どこにもないホテルをつくろう」から始まったコンセプトメイク
●旅館とはどう違うのか
●「京都の雅(みやび)」と「江戸の粋な和」の違い
●つくりあげた空間は「上質な日常」
●真摯で誠実な「庭のホテル」のおもてなし
●スタッフを信頼するということ
【こんな人におすすめです】
●庭のホテルから、成功のポイントを学びたい人
●庭のホテルから、日本のホテルのあるべき姿を学びたい人
●木下総支配人から、女性経営者の在り方を学びたい人
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