宿屋塾
「自ら動くホスピタリティ組織の作り方~アプローチ・オペレーションを発動させるマネジメント」
講師:ホテルグリーンコア
代表取締役社長 金子祐子氏
拙著『巡るサービス』の主人公である金子祐子氏の登場です。ホテルグリーンコアという地方の小さなビジネスホテルが大繁盛ホテルに成長する過程を綴った本書は、読まれた方が感激されてブログや口コミで紹介し、または自ら何冊も購入されて知り合いや部下に配ることで、いまだに売れ続けています。
『巡るサービス』 http://amzn.to/SlQhSx
本書の読者が一番多く抱く疑問は、「なぜ、グリーンコアのスタッフは、あんなに楽しそうに、夢中になって働くのか」ということです。大変な仕事を、仕事だから、指示を受けたからするのではなく、自ら積極的に動いていきます。単に作業をこなすのではなく、お客さまが喜ぶことを想像しながら、お客さまのニーズの一歩先の価値を提供し続けています。
経営陣は、「やりなさい」とは言いません。自主的に、自分で考え、自分で判断して行動することを後ろでサポートしているだけなのです(「自発的に動きなさい」という発言は、それだけで矛盾しています。)
経営陣は、組織運営にかんして、目標数値においては管理はしますが、干渉はしません。
当然、ノルマは、ありません。組織を硬直させないよう、女性ならではのマネジメントを行っています。
なぜなら、グリーンコアで最も大事にしている価値観である「アプローチ・オペレーション(お客様に積極的に関わっていく接客)」の源になっている自発性を奪うからです。
経営陣がやっていることは、「傾聴」です。
時代は共感性を強く求めるようになりました。
母親が子供を、ただひたすら見守るように、スタッフの話に耳を傾け対話を繰り返すことです。結果、強い信頼が経営者とスタッフの間で出来上ります。
グリーンコアの成功の最も大きなポイントは、この信頼関係です。
飽食の時代と言われて久しく、どんな事業もお客さまのニーズがつかみづらく先の見えない状況が続いていると思います。
その難しい状況下でスタッフとの信頼関係が、ないがしろでは、その事業の存続の可能性さえ全く無くなると言えると思います。
論理的には理解しても、「じゃあ、どうやればいいの?」という疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
今回の宿屋塾は、このたび社長に就任された金子祐子氏の自らの体験を通して、多くの事例を具体的に語って頂き、強固な信頼関係に基づく、自発的に動く ホスピタリティ組織の作り方を学びます。
この講座を開催する切っ掛けとなったのは、5月18日に開催した「攻めるスピタリティ・ロジック講座 ~その戦略活用と実践レポート」http://yadoyadaigaku.com/program/PR1302.html で金子祐子社長に40分ほどの講演をしていただいたとき、受講された女性経営者や女性マネジャーのほとんどが涙ながらに感銘を受けられていました。
今だからこそ、女性だから出来る、女性の優しさが効くマネジメント講座をお聞きください。特に部下を持つ女性にお薦めの講座です。
【こんな内容です】
●自発的に動く組織が出来上ったホテルグリーンコアの事例
●グリーンコア流ミーティング
●グリーンコアにおける目標数値とは
●経営者とスタッフとの間の強固な信頼関係の作り方
●女性の優しさが効くマネジメントとは
●そのほか
【こんな人におススメです!】
●ホスピタリティ・マネジメント(生涯顧客に囲まれたマネジメント)の実践方法を知りたい人
●部下が自発的に、楽しみながら仕事をする組織をつくりたい人
●部下を持つ女性マネジャー・女性経営者
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