宿屋塾
「ホテル再生の成功法則~オーナーを味方にする優れたGMとは?」
講師:(株)ナクア ホテル&リゾーツマネジメント
代表取締役社長 小谷田 孝行氏
ホテルというビジネスは建物(不動産)にサービスという価値を付加して価値を創造している商売ゆえ、その両方がきちんと機能していないと成り立ちません。そして、不動産を受け持つ会社(オーナー)とホテルオペレーションを担当する運営会社が二人三脚の関係を良好にしておかないとうまく行きずらいと言う話は過去に何度もいろんな人が語っていることです。
ところが、残念なことに、日本の多くのホテル、特にオーナーがファンド系のホテルにおいては、現場のホテルマンたちがオーナーを敵対視しているケースが見受けられます。短期的な数字だけを求め、無理な利益創出のためにリストラの断行を迫り、現場は苦しめられるばかり・・・。そんなネガティブな思いばかり感じているホテルの現場の方は多いのではないでしょうか。そして、そのようなホテルの職場環境や営業成績が、良好なわけがありません。
(株)ナクア ホテル&リゾーツ マネジメントの小谷田社長は、アセットマネジメントを担当したホテルを次々と再生させ、売却を成功させた辣腕ホテリエです。小谷田社長は言います。
「オーナー(投資家)は、救いの神様なんです。
ホテルの現場は、助けてもらう資格を得るための努力をすべきです」
小谷田社長のホテル再生のポイントはなにか。
まずは、オーナーと現場の良好な二人三脚の関係づくり。 それ(通訳)をするのがGM。小谷田社長のやり方は、このGMを育て、支援し、成功を応援すること。そうすればおのずと、オーナーは現場を応援するようになり、現場はオーナーを救世主と考えるようになる。
日本のホテル業界に、最も必要な人は、こういう人かもしれません。
私はある方にご紹介いただき、最近、小谷田社長とお会いしましたが、こんな実力ある侍が、この業界にいたとは驚きです。
今回の宿屋塾は、小谷田孝行という侍ホテリエの生き方と、ホテルビジネスの要諦を学びたいと思います。
【こんなことをお伝えします】
●小谷田社長のこれまでの軌跡
●ホテル再生の手順
●オーナー、ホテルアセマネから見た優れたGM像
●オーナーと現場オペレーターの良好な二人三脚のために
【こんな人におススメです!】
●オーナーと現場がぎくしゃくしているホテルの方
●ホテル再生の要諦を知りたい方
●ビジネスマンとしての本気の生き方に触れたい人
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