基礎講座
「手は放すが目は離さない“マザーリングマネジメント”~マザーリングマネジメントを体系的に学ぶ2時間×5回講座」
講師:ホテルグリーンコア 代表取締役社長 兼
一般社団法人マザーリングマネジメント協会
代表理事 金子祐子氏
「部下や後輩のやる気スイッチがどこにあるか分からない」という悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。「彼らの自発性に刺激を与えることができるか分からない」という話をよく聞きます。
お客様とのタッチポイントこそが価値提供の真実の瞬間になるサービス産業においては、その価値提供を行なうスタッフの自発性こそが「サービスの品質向上」に直結します。よって、自発的に動くスタッフの育成こそがビジネスの要になります。
しかし、従来型のトップダウンマネジメントでは自発性はなかなか生まれにくいのです。
上から強制的に指示命令されて仕事を行なう職場においては、自発性どころかその真逆の他律性ばかりが養われてしまうからです。
ではどうしたら組織マネジメントにおいてスタッフの自発性は発動するのでしょうか。
金子氏は、自発性は次の3つのことをスタッフが感じると発動されるといいます。
1、信頼されていると感じるとき
2、受け入れられていると感じるとき
3、関心を持たれていると感じるとき
この3つの瞬間です。
マネジャーはこの3つを感じてもらう行動をコツコツと続けることです。
そのためには、
1、見守り
2、傾聴し
3、ストロークを出す(相手の変化に気付いて伝える)
ことです。
これが、マザーリングマネジメントなのです。
ホテルグリーンコアで考えだされたこのマネジメント手法は、今では多くのサービス企業が実践し、活気に満ち溢れた組織作りに役立てています。これを学んだ全国の経営者によって幸せな職場が全国に作られています。
本講座は、マザーリングマネジメント・イントロダクション講座(http://mothering-m.or.jp/?page_id=335)や、宿屋塾で開催した「マザーリングマネジメント講座(http://bit.ly/1FD9IcS)」を既に受講された方が対象です。
基礎講座ではワークを中心にしながら、毎回の宿題と「シェア&フィードバック」で、「学び→実践→フィードバック→学び→...」のサイクルが生まれる構成です。
「あなたなりのマザーリング」を手にする、コミュニケーションにフォーカスした全5回のプログラムです。
【こんな内容です】
●イントロダクション講座の復習(関係の質を高めるコミュニケーション)
●「コミュニケーション」の検証 一方通行と双方向 メッセージ伝達の実態
●「思い込みを外す」-人間関係における事実と思い込みを紐解くフレームワーク
●自発性が育つコミュニケーション-「任せる」コツと具体例
1)「見守る」 … スタッフが仕事に取り組む様子を、「手を放す」が「目を離さない」で観察する
2)「傾聴」 … 否定や解釈をせず、相手が「話を聞いてもらっている」と思える状態を作る
3)「ストローク」 … 変化を見て見ぬふりせず「気にしている」「見ている」ことを伝える
●関心の共通項を探る-グリーンコアで実践されるチーム作りの手法
●シェア&フィードバックタイム
【対象者】
●イントロダクション講座を受講された方
●2015年7月31日(金)開催の宿屋塾「手は放すが目は離さない“マザーリングマネジメント”( http://bit.ly/1FD9IcS)」を受講された方
【さらに詳しいアクセス情報】|【アクセス情報PDF】
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